今回のテーマは「コージーのドラミングで聴いてみたい曲、アルバム」なんですけど、選出が難しかったですね(別に「選出してくれ」って頼まれてるわけじゃないんですけどね)。結局こういうのは単純に好きな曲だったりするわけですが、選出基準として「バンドでコピーしてコージー流に叩いてみたい曲」といったのもあります。
【1位】BLUE
MURDER / BLUE MURDER (アルバム) |
個人的にはHR史上(ロック史上?)最強の3ピースバンドであるブルーマーダーの1st。当時はブートビデオなどをサルみたいに見てましたね。本当の事言うと、このバンドはやっぱりコージーよりカーマインの方が合っている様にも思えるのですが、元々コージーがジョンサイクスと始めたプロジェクトだし、コージーがプレイしてるデモテープやコージー、カーマインの証言から推測するにこのアルバムには相当コージーのアイディアが詰まっていると思うので、とりあえず1位にしました。「Valley
of the kings」「Ptolemy」などでコージー効果が映えそうです。「Blue
Murder」ではコージーシャッフルが炸裂するんだろうなあ。 |
【2位】WHITESNAKE
/ WHITESNAKE (アルバム) |
これは1stじゃなくていわゆる”サーペンスアルバス”の方です。正直、これもやっぱりコージーよりエインズレーダンバーやトミーアルドリッジみたいなメタリック(?)なドラマーの方が合っていると思います。が、「Crying
in the
rain」のあの超カッコイイドラムアレンジは完全にコージーのアイディアだろうし、「Still
of the
night」などもコージーのドラミングで聴いてみたい(ビデオクリップでのアクションが想像できる!)。そして何よりも、”全米で脅威的なアルバムセールスを誇り、一般的な知名度を獲得したバンドにいるコージー”とういうのを見てみたかったというのもある。でもなあ、このアルバムが発売された後のメンツにコージーは溶け込めなさそうだし(あくまでルックスという意味で)。やっぱり「金髪&スプレー」を強制されても断るだろうなあ。ちょっと見てみたいけど。 |
【3位】STRANGER
IN US ALL / RAINBOW |
このアルバム結構いい曲あるんですけど、アレンジがちょっとシンプル過ぎますね。特にドラムは退屈すぎ。まあ全部リッチーの意向でしょうが。そこでコージーの登場です。「Wolf
to the moon」、「Black
masquerade」では楽曲の魅力を48倍くらい引き上げてくれそうです。そして隠れた名曲「Hunting
humans」。ヘヴィなリズムとハットのオープン・クローズを想像するだけで鳥肌がたちます。 |
【4位】NO
PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL/ ALCATRAZZ |
ALCATRAZZ結成時、旧友グラハムボネットはコージーを誘っていたそうです。このアルバムは名盤だと思いますが、上のレインボー同様アレンジに若干の物足りなさが残る作品です。コージーのダイナミックなドラミングが加われば、もう死角なしの完璧なアルバムになったんじゃないでしょうか。「Hiroshima
Mon Amour」、「Kree Nakoorie」、「Too young to
die,〜」などが”コージー映え”しそうです。 |
【5位】THE
HOUSE OF THE RISING SUN / ANIMALS |
アニマルズの「朝日のあたる家」です。この曲好きなんですよねぇ。特にハモンドソロのところがカッコイイ!ただやっぱりアニマルズだし、アレンジも古いので私にはちょっと物足りないんですよね。そこでコージーの登場です(再)。コージー流6/8で決めてくれるでしょう。ハモンドソロのところは「Crying
in the
rain」風ツーバスですね。ちょっとウルサイか? |
【6位】CHILD
IN TIME / DEEP PURPLE |
パープルならこれですかね。前半部では繊細なシンバルプレーを披露。Gソロ部分では高速ツーバスシャッフル。これでキマリ。 |
【7位】PETER
GUNN / EMERSON LAKE&PALMER |
この曲は昔っからコージーっぽく叩いてみたいと思ってました。最近よく聴くEL&Powellのライブでは残念ながら演ってないんですよね。絶対コージー向きだと思うんですけど。バスドラ&クラッシュ8分でドドドドドドドド。これですね。(←意味わからん) |
【8位】EYE OF
THE TIGER / SURVIVOR |
決して「EYE OF
THE TIGER → ロッキー → ボクシング →
昔ボクシングやってて鼻曲がった →
コージー」という単純な(?)連想ではないです。曲調と、ドッドッドッドッというWHITESNAKEのGambler的なリズムが実にコージーなのであります。 |
【9位】IN
THE COURT OF THE CRIMSON KING/KING CRIMSON |
コージーとプログレ、しかもクリムゾンというと何か違和感があるかも知れませんが、かのELPでの素晴らしいライブを思うと是非是非聴いてみたくなります。別に「RED」でも「太陽と戦慄」でもいいんですけど、やっぱり1stかなあ。「クリムゾンキングの宮殿」ではリズムインするところで得意のフィルインが映えそうです。あと「21世紀の精神異常者」。中間部はツーバスか?ちょっとテンポ速いけど。 |
【10位】釜山港へ帰れ /
渥美次郎 |
これ別にウケ狙いじゃないですよ。全然面白くないし。というかかなりサムいし。この間カラオケで歌ってて(←こんなの歌うな!)、「コージーっぽいな」と何となく思っただけなんですけど。【8位】の「EYE
OF THE
TIGER」と一緒で”Gambler的リズム”だからでしょう。次郎じゃなくて二郎だっけ? |
【総評】 |
並べてみると殆どHR/HMですね。単に私の好みだからでしょうけど。それともコージーのドラミングがHR/HM向きだからか?まあ私の場合コージーについては完全に”ビョーキ”なので、どんな曲聴いても頭の中ではコージーフレーズが鳴ってるんですけど。症状がひどい時などは、所構わずパタパタと叩いてて周りに引かれてるんですけど...。みなさんはどんな曲を聴いてみたいでしょうか。 |