遂に飛翔伝説の完全版が発売されます。私の記憶では、公式な音源でコージーのソロが収録されるのはレインボーの「LIVE IN GERMANY」、ブライアンメイの「LIVE AT BRIXTON ACADEMY」に続き3作目となると思います。(ビデオ除く) しかしレインボーのは「1812」も含まれてなくてよく分からなかったし、ブライアンメイのは往年のソロのダイジェスト版だったので、全盛期のソロが完全収録(今度こそホント?)されるのは今回の「飛翔伝説」が初めてということになります。

 ハッキリ言って特別でも緊急でもスーパーでも、企画ですらないんですけど、何かやろうかなと。

メンバー紹介が一番盛り上がる

 「飛翔伝説」はライブアルバムです。ライブアルバムは臨場感が命です。そしてその臨場感の肝となるのがMCやメンバー紹介だと思います、私は。「Cozy Powell on the Drums!!」のコールを聴くだけで全身に鳥肌が立つのであります。男のくせに膨れた乳首(乳輪)が干しぶどうの様に硬く縮こまるのであります。そこで、その”鳥肌モノ”のコールが聴ける作品を紹介したいと思います。

 

 メンバー紹介では、レインボー時代モンスターズオブロックでトリを務めた時、「STARGAZER」のあとにグラハムボネットが「コージーパウエル!」と涙ながらに3回連呼したのが有名ですが、実は私コレを聴いた事がないのです。確か80年モンスターズオブロックのオムニバスで聴けたと思います。一時期輸入版屋にいっぱい置いてありましたが、今売ってないんすよね。あ〜聴きたい!(全然紹介になってないっすね)

 

ロニージェイムスディオ 作品:RAINBOW 「MUNICH 1977」 (海賊盤ビデオ)より
コージーパォ!! エーイ
 これはもうはずせませんね。3頭政治レインボーのショーでのクライマックス、コージーのソロが終わり、ジャ〜ンとメンバーがステージに戻る。「STILL I'M SAD」が再び始まる前の静寂の中、絶妙のタイミングで飛び出します。さすがロニー、心得ていらっしゃる。盛り上げます。当然のことながら「イエーイ」も高嶋忠夫風ではありません。
鳥肌ポイント:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
デビットカヴァデール 作品:WHITESNAKE 「ROCK POP '83」 (海賊盤ビデオ)より
コーズィーパー ...アォ〜ゥ  コージーパーワオンドラムス
 ホワイトスネイクはオフィシャルのビデオもありますが、これが一番かなと。「633 SQUADRON+1812」の長いソロが終わってからのコールです。”若かりしセックスマシーン”デビットは、溢れ出る情感を抑えきれず、ここでも「アォ〜」と得意のシャウトを披露しています。ちょっと笑えます。
鳥肌ポイント:☆☆☆☆
ゲイリーバーデン(ポールレイモンド?) 作品:MSG 「ONE NIGHT AT BUDOKAN」 より
ミスタコ-ジ-パ-
 今回発売される完全版にも当然入っていると思いますが、私的にはこれが一番乳首が干しぶどう化します。というか抜けます。MC自体がどうこうというより、場の雰囲気がそう感じさせるのかもしれません。伝説の夜、武道館というシチュエーション、そして明らかに日本の聴衆とわかる「わー」という歓声が何とも言えぬ雰囲気を醸し出し、生コージー未体験の私のイマジネーションを刺激して止まないのであります。    Mr. Cozy Powell!!(MP3 171K)
鳥肌ポイント:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ブライアンメイ 作品:BRIAN MAY 「LIVE AT BRIXTON ACADEMY」(オフィシャルビデオ) より
ミスターコ〜〜ジ〜〜〜パオエオ
 コージーとプレイしたフロントマンの中でも最も公私共にウマが合っていたと思われるブライアンメイ。メンバー紹介の最後に、一通りコージーを持ち上げる枕詞を入れてからのコール。「コ〜〜ジ〜〜〜」と伸ばす”〜”のところに友情を感じます。紹介されてからの、コージーのはにかんだガッツポーズがたまりません。因みにこのビデオと同タイトルのCDではMCやメンバー紹介がカットされています。
鳥肌ポイント:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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