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アーティスト | RAINBOW |
タイトル | Rising | |
評点 | 97 | |
Coz Point | 100 | |
@TAROT WOMANARUN WITH THE WOLFBSTARSTRUCKCDO YOU CLOSE YOUR EYESDSTARGAZEREA LIGHT IN THE BLACK | ||
今更ここでいちいち説明するまでもない超名盤。”ロックファン必携の”という枕詞は現在も通用するのだろうか。 おなじみDのイントロでのソロをはじめ、コージー度はかなり高い。で、そのポイントとなっているのは、実はプレイよりもドラムの音ではないかと思う。かなり生っぽく、しかもドラム自体の音もいい。コージー参加の作品の中で、最も彼のパワーを体感できるアルバムだと思う。(実際に体感した事ないんでわからないけど) プレイ面は言う事なしっ!の完璧さで、特に切れの良さが際立っていて、一見ダレそうなAでさえ、コージーのドラミングのおかげで、ギュギュッ!と引き締まっている。 |
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アーティスト | RAINBOW |
タイトル | ON STAGE | |
評点 | 98 | |
Coz Point | 120 | |
@KILL THE KINGAMAN ON THE SILVER MOUNTAIN BBLUES CSTASTRUCK DCATCH THE RAINBOW EMISTREATED FSIXTEENTH CENTURY GREENSLEEVES GSTILL I'M SAD | ||
曲順が違ってたり、別の公演のテイクがあったりして、ライブ版としてはどうかと思うが、個人的にはThis is RAINBOWなアルバム。レインボーと、それ以降に多数出現したいわゆる様式系バンドとの、音楽家としてのスケールというか”格の違い”がハッキリわかる。この時代のレインボーは、すべての事象をドラマティックに変える玉手箱のようだ(はあ?)。 1stからの曲が多いため、コージー効果を大いに堪能できる。単にテンポが速くなっただけでない、疾走感溢れるナンバーに仕上がったAF、エンディングまでの何もかもが素晴らしいG、そして曲全編に渡るダイナミズム、後半のギターソロでのアレンジが最高なDなどがその真骨頂といえるかも知れない。 |
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アーティスト | RAINBOW |
タイトル | LONG LIVE ROCK 'N' ROLL | |
評点 | 95 | |
Coz Point | 98 | |
@LONG LIVE ROCK 'N' ROLLALADY OF THE LAKE BL.A.CONNECTION CGATES OF BABYLON DKILL THE KINGETHE SHED(SUBTLE)FSENSITIVE TO LIGHT GRAINBOW EYES | ||
ジャケットイメージといい、フランスの古城でレコーディングした事実といい、とてもアメリカのマーケットを意識したとは思えないアルバム。曲調は、コンパクトでポップなものがあったり、Cの様な中世的なイメージのものがあったりして方向性にばらつきはあるが、個々の完成度はかなり高い。コージー的には、何と言ってもDだ。コージー流ツーバスプレイも凄いが、やはりイントロのフィルだろう。このフィル、卓越したアレンジ能力(作曲能力といってもいいかも知れない)と、先天的なカッコイイセンス(?)がなければ思いつかないはずだ。後の正統派HM/HRのアップテンポナンバーで、ドラマーの9割以上はイントロにこのフィルをお手本にしているのではないかと思える。コーランと呼んでもいいかもしれない。Cのギターソロ中間部のブレイク部分のフレーズも素晴らしい。決してドラムがメインになっている訳ではないが、確実に、そして大幅に曲の魅力をアップさせている。あと、ヘヴィなBEもCoz印満点だ。 余談だが、このアルバム製作中のインタビューでコージーが、「今度のアルバムはレッドツェッペリンの”天国への階段”のようなものにしたい」と発言していたというのは、深いというか何と言うか、いろんな意味でコージー的だ。 |
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アーティスト | RAINBOW |
タイトル | DOWN TO EARTH | |
評点 | 88 | |
Coz Point | 115 | |
@ALL NIGHT LONGAEYES OF THE WORLD BNO TIME TO LOSE CMAKIN LOVE DSINCE YOU BEEN GONEELOVE'S NO FRIENDFDANGER ZONE GLOST IN HOLLYWOOD | ||
コージー人気が絶頂期に差し掛かる頃(多分)に発表されたアルバムだけあって、活き活きした姿が音からも伝わってくる。コージーグルーヴの@、勇ましい曲調が、コージーのドラミング(と存在)と見事な化学反応を起こしたカッコイイA、この曲調で歯を食いしばって叩いているのが微笑ましいDなど印象的な曲も多い。極めつけはレインボー屈指の名曲Gだろう。イントロ、エンディングのロールは鳥肌モノ。私など初めて聴いたとき、あまりのかっこ良さに全身が硬直した(マジで)。これもやはり、前述したカッコイイセンスがなければ到底生み出すことなど出来ないフレーズだ。Coz Pointはこの曲に対して。 ただアルバム全体を見渡すと、曲の完成度にばらつきがあるように思う。 |