HOMEReview

SESSIONS
アーティスト ROBERT PLANT
タイトル PICTURES AT ELEVEN
評点 83
Coz Point 85
@BURNING DOWN ONE SIDE AMOONLIGHT IN SAMOSA BPLEDGE PIN CSLOW DANCER DWORSE THAN DETROIT EFAT LIP FLIKE I'VE NEVER BEEN GONE GMYSTERY TITLE 
 '82年発表のロバートプラント初のソロアルバム。MSGの2ndアルバムをレコーディング中に、ロバートプラント本人から参加要請の電話を受け参加を承諾したらしい。コージーはCFのみでプレイ。残りはフィルコリンズがドラムを叩いている。2曲のみの参加でも、コージーは存在感を強烈にアピールしている。 2曲ともツェッペリンの香りのする佳曲だが、必聴はC。"LED ZEPPELIN Meets COZY POWELL"というか"Kashimir + Stargazer"とでも表現したくなる、非常に興味深い楽曲に仕上がっている。コージーが、ジョンボーナムから如何に強い影響を受けたかを発見できるのではないだろうか。

 

アーティスト CINDERELLA
タイトル LONG COLD WINTER
評点 87
Coz Point 92
@BAD SEAMSTRESS BLUES/FALLIN' APART AT THE SEAMS AGYPSY ROADBDON'T KNOW WHAT YOU GOT(TILL IT'S GONE) CTHE LAST MILEDSECOND WINDELONG COLD WINTERFIF YOU DON'T LIKE ITGCOMING HOMEHFIRE AND ICEITAKE ME BACK
 '88年発表のセカンドアルバム。確か全米で200万枚くらい売れた大ヒット作で、持ち味のブルージーな楽曲とポップなナンバーが揃った名盤。レコーディングの際ドラマーのフレッドコウリーが全く使い物にならない事が判明し、急遽コージーとデニーカーマシーがレコーディングに参加することになったらしい。トム・キーファーは、ボンゾ的な音=ツェッペリンサウンドを求めていたのだろうか。レコーディング時のエピソードで興味深いのが、トムも驚いていたコージーの飲み込みの早さである。コージーは、スタジオへ向かう飛行機で曲を覚え、到着した晩に数曲録り終えたらしい(しかもフレッドのドラムセットで!)。さすがだ。  全体的に気持ちのいいグルーブを堪能できるが、クレジットがないためどの曲にコージーが参加したのか正確には分からない。聴き方によってはほとんどコージーのように聴こえるが、とりあえず@CFGIあたりは間違いなくコージーだろう。アルバム冒頭の@のイントロのバスドラからいきなりコージー丸出しなのが笑える。この曲、実に気持ちいいドラミングで最高なのだが、フレッドコウリーはさぞ辛かったろう。 Iの後半部で、当時のお気に入りフィルを半ば強引にはめ込んでいるところもカッコイイ。

アーティスト GARY MOORE
タイトル AFTER THE WAR
評点 92
Coz Point 80
@DUNLUCE(PART1) AAFTER THE WAR BSPEAK FOR YOURSELF CLIVIN' ON DREAMS DLED CLONES ETHE MESSIAH WILL COME AGAIN FRUNNING FROM THE STORM GTHIS THING CALLED LOVE HREADY FOR LOVE IBLOOD OF EMERALDS JDUNLUCE(PART2)
 '89年発表のゲイリー・ムーア最後のハードロックアルバム。前作でドラムマシンを使用したゲイリーは、本作ではコージーやサイモン・フィリップスらを起用している。コージーはツアーメンバーとしても発表されるが、ブラックサバスとのスケジュールの都合やその他の理由(!)でキャンセルとなる。内容は、ヴァラエティに富んでいて楽曲の質も高い。コージーはCDEFGHでプレイしている。当時流行していたツェッペリンクローンのバンド群(KINGDOM COME?)を皮肉ったDでは、オジー・オズボーンと競演、ヘヴィで実に”らしい”プレイを披露している。しかし全体的にはゲイリーの歌を支える地味なプレイに終始しており、「KILLER」での火花散る様な掛け合いは聴けない。そんな中で素晴らしいのが、泣きの名曲E。こういう曲を叩かせても、やっぱりコージーはいい。ドラムで泣いている。歌心がわかっているというか、とにかくキャリアに裏打ちされた懐の深さを感じる。サイモンが叩くケルト風大作Iもコージーのドラムで聴いてみたかった。

 

 


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