| 元イアン・ギラン・バンドのギタリスト、レイ・フェンウィックらが中心となって結成されたプロジェクトの第一弾アルバム。つまらないオリジナル曲とダサいアレンジのカヴァーのみ(FGIK以外は全て有名曲のカヴァー)という構成で、第三者的にはあまり評価すべき点のない作品。しかし、コージーファンにとってはいろんな意味で実に味わいの深いアルバムに仕上がっているのではないでしょうか。コージー自身「あれはレイ・フェンウィックのプロジェクトだから」と言っていましたが、「いえいえそんなご謙遜を。これはあなたのアルバムですよ!」と言いたくなるほど、ある意味ソロアルバム以上にコージー色に染まった作品です。(日本ではアーティスト名が堂々と「コージーパウエル(フォースフィールド)」という表記で、ほとんどソロプロジェクトに近い扱いだし。) まずカヴァー曲の選曲。クリームのCDやグラハムのソロでも演っていたAあたりがコージーの好みっぽいです。あと全体的な音像や前述のダサいアレンジが「ほのかなコージー臭」を感じさせます。そして何と言ってもドラミング。得意なテンポで得意なフィルをキメまくるコージー8ビートの最高峰@、中間部にドラムソロを強引にはめ込んだE、得意パターンにアレンジされたCDあたりが聴き所ではないでしょうか。 |