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"UNDER A RAGING MOON" /ROGER DALTREY 「UNDER A RAGING MOON」収録 |
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| これを男と呼ばずして何を男と呼ぶのか？そう問いかけたくなるテイクです。THE WHOのロジャーダルトリーのソロアルバムでのコージーのプレイは、常に自己を貫く自らのアイデンティティをたった12秒で表現しています。 | |
| 「アルバムでのプレイ」といっても、実際プレイしているのはこの曲のみ、しかも間奏部での短いドラムソロのみです。ロジャーテイラーやカールパーマーらとともにを順番にソロをやるんですけど、明らかに異質、一発でコージーと分かります。他のドラマーが皆曲・テンポに合わせた形でソロを組み立てているのに対し、コージー、そんなの関係ねぇもん。お得意の高速ダカドコをただひたすらやり続けてます。一応バックでキーボードがリフを刻んでますが、リズム無視、テンポすらあってないように聴こえます。コージーのソロが終わった後、何事も無かったかのように他のドラマーが曲に合わせたソロを展開していくのがまた笑えます。 | |
| 「ドカーン」で始まり「ドカーン」で終わる、まさに男の美学。コージーファンなら、この12秒の芸術（？）のためだけにこのアルバムを買っても充分お釣がくるのではないでしょうか。 | |
