・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

2000年11月のページ

2000年
(平成12年)
11月8日(水)
出 張 前

 明日はナスステンレス鰍フ共栄会の行事で、名古屋まで
行かねばならない。お昼から午後いっぱいまでかかってしまう
ので、明日中には帰って来られない。それで2日間の出張と
なってしまう訳だ。
 恒例行事として出張前は忙しくなる。
 特に今回は急ぎの現場のトビラ作りの仕事が入っていて、
それが何となく見通しがつくなあ、と思ったら洗面キャビを納め
ていた現場(1Fのみ納入)が急遽現場工事の都合で2Fと3
Fも納入してくれとの指示。キャビは完成していてトビラの加工
も終わっていたが、合計18本のトビラ取り付けと梱包作業を
終わしておかねばならない。しかも工場内の自分の作業をこ
なしつつである。
 結局昨日は朝4時から午後6時までの合計14時間の作業、
そして今日は朝6時から工場に入って(さすがに昨夜寝たの
が午前1時では、午前4時には起きられなかった)、今何とか
見通しがついたところである(午後5時)。
 どっちみち明日は電車の中で寝ていられる。

 ところで昨日は思いのほか作業が進んだ。まあ、時間をそ
れだけやっていれば当たり前かもしれないが、思い出してみ
たら電話が少なかった。運送屋さんから1回あっただけだ。
 当方のように工場の中での機械作業に携わっていると、1
本の電話がかかってくると作業の手を止め、機械を止めて電
話に出る。多分時間にすると5分〜10分くらいだろうが、作
業の一時中断というのは大きなロスになるのである。電話が
済んで戻ってきた時に、
『アレ?どこまで行ったんだったかな?』
と思い出さねばならないのだ。
 イチバンつらい思いをするのが、以前キャビを納入した現場
や、現在とりかかっている現場に関する問い合わせで、
『あの現場のこの部屋なんだけど・・・』
『チョット待って!今事務所行くから・・・』
と携帯片手に事務所まで走る。そして山のように積まれた図
面の中から該当する現場の図面を引っ張り出す。
『モシモシ、お待たせ・・・、ええっと・・・』
と打ち合わせが始まるのだ。

 でも最近助かっているのが、最近ナスステンレス鰍フ方か
らはEメールで用件を入れてくれること。余程緊急の用件や
即答が必要な用件はもちろん電話だが、大抵の用件はEメ
ールで事足りる。またきっちり文書で残ってくれるので、メモ
をとる必要も無いから大助かりである。

 という訳で明日はこのDiary書けませんが、サボリでは無
いのでご了承下さい。

 
2000年
(平成12年)
11月7日(火)
良い会社 悪い会社

 オーディオ評論家の故・長岡鉄男先生が生前、

『結局ね、オーディオなんてのは自分の好きな音を出してりゃ
 いいんですよ。
 音にいいも悪いも無いんですよ』

とおっしゃっていた。これは名言だと思う。Aさんにとっては良
い音が、Bさんにとっては悪い音と感じる。それが趣味として
当然のことであろう。
 私の作っているバックロードホーンは、ある意味残酷なスピ
ーカーだ。録音の良し悪しをもろに出してしまう。まず大抵に
おいて日本のポップスは聴くに耐えない音になる。なぜなら
大多数のユーザーが使用するであろうラジカセでバランスが
とれるように録音しているから、やかましくてたまらなくなる。
 
 会社も同じでCさんにとって良い会社が、Dさんにとって悪
い会社であることはまた当然のこととして生じると思う。これ
はやはり仕方のないことであろう。
 私は企業勤めの経験が無いのでハッキリしたことは言えな
いが、伝え聞く話では外資系企業の考え方が好きである。
理由を書き出すと長くなるので、またこれは後日記したいと
思う。

 先日今年から社会人になった後輩のK君に電話をしたら、
今では随分と仕事と会社の人間関係にも慣れたようで、とて
も元気な声をしていた。
『金子さん、オレ今度フィリピンに行くんですよ!』
『ナニ?オマエもうそんな遊びに行く金が出来たんかいな?』
『違いますよ。
 フィリピンに支社があるんで、海外研修ですよ。』
『ナニイ!!
 オマエの会社は本社が群馬県太田市で、そんでもって
 フィリピンに支社があるんかいな?
 そりゃ男にとって最高に良い会社ダア!!』

 私は馬鹿みたいに単純な男であります。

2000年
(平成12年)
11月7日(火)
パソコンショップ

 私のデスクトップパソコンはDOS/V機で、秋葉原のツート
ップというお店で組んでもらったミドルタワー型のものである。
 購入は2年前の12月(納入は翌年の1月)。その時の仕様
(メイン部分)は、
    ケース:ツートップオリジナル
     CPU:インテル・セレロン300A
マザーボード:ASUS Tek P2B-F(スロット1タイプ)
ハードディスク:6.4GB
というもの。今となっては懐かしきものばかりである。当時は
ペンティアムUで、クロックも600MHzが最高だった時代で
ある。
 本当にパソコンショップは星の数ほどもあるのではないか
と思うが、私がツートップを選んだのは
@ケースがよいこと
Aツートップの提供する構成をメインにして、こちらの希望で
  構成をオーダー出来たこと。
以上の2点が主な要因であった。
 今回のハードディスクもツートップの本店で購入した。この
お店は秋葉原のメインストリートからは外れたところにあるが、
一昨日行った時は店の中はお客さんでいっぱいだった。そし
て店の中はとても製品が見安くなっていて、仕様も明記され
ていて分かりやすい。店員さんの応対も非常に丁寧だった。
 
 パソコンというのは確かに需要が伸びているが、商売にす
るには大変だと思う。何しろ商品の開発サイクルがものすご
い速さだから、仕入れた商品があっという間に型遅れになっ
てしまう。といって仕入れが遅れるとお客さんを逃がしてしま
う。
 
 ところで私は今回
@BIOSのアップデート
Aハードディスクの増設
という2つのハードルをクリアーした。次はCPU&マザーボ
ードの交換に挑もうと思っている。私はオーディオのスピー
カーだけでなく、パソコンも自作の世界に突入してしまってい
るようだ。どうも既製の物には満足出来ない性格なのかもし
れない。・・・とは言っても、スピーカーの自作は当時お金が
無かったからなのだが。
 やる事の無い正月の3が日にでもやろうかと思っていたが、
私のこの性格からすると年内にやってしまうかもしれない。

 先日シマシマコンビのOh島には犯罪者扱いされてしまっ
たが、今日はE島に人食い人種扱いされてしまった(栃木県
ボート協会HPの掲示板)。
 本当にヒドイ奴らだ。
 私はマジメな社会人である。・・・と自分では思っているの
だが、誰も賛同してくれないかな?

 
2000年
(平成12年)
11月6日(月)
ハードディスクセットアップ

 
昨日秋葉原で購入してきたハードディスクのセットアップを
ようやく終えた。
 製品はIBMの75GBのもの。ATA100対応で7200回転
と高速。マザーボードがATA100に対応していないのでどうか
と思ったが、7200回転の威力かモノスゴク快適になった。
 それにしても時間かかったのがクラスタチェック。予定通りに
75GBを50パーセントづつに分けたのだが、片方のディスク
だけで2時間以上はかかったような気がする。
 増設のやり方も3冊購入してきた本をみながらであったが、
結局最終的なやり方は『週刊アスキー』の特集に従った。

 パソコンの進化はものすごいが、その中でも最も顕著なのが
ハードディスクではないか?何しろ私は初期の『1MB=1万
円』の時代を知っているだけに、その価格の低下は恐ろしい気
さえする。
 私が購入してきたのは75GBで約5万円であった。

 
2000年
(平成12年)
11月5日(日)
恐ろしき後輩

 佐野高校ボート部の後輩達は私に似て(?)皆律儀でマジ
メであるが、佐野女子高校ボート部のOG達は誰に似たんだ
か基本的にムチャクチャである。
 中でも筆頭が現在大学3年のE島とOh島という『シマシマ
コンビ』で、高校時代から単独でも手に負えないのが2人い
っしょになってしまうとすさまじいものがあった。・・・と過去形
で書いてしまったが、現在進行形である。
 今まではOh島がボート協会HPの掲示板に登場しなかった
ので、E島がイチバン恐ろしかった。例を挙げれば私の部屋が
汚いことを掲示板で暴露されたくらいであった・・・まあこれは
否定出来ない事実ではあったのだが。
 ところがOh島が最近たまに掲示板に登場するようになった
ら、こいつはE島を上回るトンデモナイ奴であることが分かっ
た。先日の投稿:
『この間投稿したら、金子さんから電話があってメッセージが
入ってました。ストーカーです。みなさん気をつけましょう!』
『コラー!!』(勝手に犯罪者にするなあ〜!!)
 こりゃもう冗談では済まされないのでR。
 先ほど電話したら本人がいて、
『あ〜、金子さ〜ん、こんばんは〜、げんき〜?』
と相変わらずのいつものスローペース。
『バカタレ、オマエ勝手に俺を犯罪者にするんじゃねえよ!』
と私が言ったら、
『ナニ言ってんの!身内でバカウケしてるだけよ!』
と相変わらずの大ボケぶり。
『オマエなあ〜、インターネットの掲示板なんだから身内だけ
 じゃなくって他県の人も見てるんだよ!!』
『あれえ? そうなんだあ〜!』
まったく、血管が切れそうであった。
 本当に協会の顔として事務局やってる人間を平気で犯罪者
にしてしまうのだから、恐ろしい神経だ。まあ、今さら驚くこと
でもないのだが。
『頼むから(何で頼まねばいかんのじゃ!)変なこと掲示板に
 書くんじゃねえよ!!』
 本当に危なくって仕方ない。今までインターネットのいい面
ばかりを見てきたが、あんな強敵がいるとは思わなかった。

 ちなみにOh島は、H大学のチアガールやっている。今日も
ほとんど1日練習やってきたそうである。H大学が箱根駅伝へ
の出場を決めたので、その応援で正月は箱根で過ごすそうだ。
正直言ってウラヤマシイ。
 一度でいいから正月を箱根で迎えてみたい。

2000年
(平成12年)
11月4日(土)
青東駅伝終了

 昨日『青森-東京間駅伝競走』略して『青東駅伝』の最終日
が終了し、栃木県は近年最高の6位に入賞した。この駅伝は
読売新聞社の主催なので、他のメディアではそれほど大きく
は取り上げられなかったかもしれない。
 この駅伝で思い出深いのは、大学の時の私の親友:K君が
群馬県代表で2年連続で出場したことだ。K君は本当に走る
のが大好きで、多分3度の食事よりも走ることの方が好きだ
ったのではないかと思う。
 そして私達が走るフォームが重たそうにドタドタと走るのに
対して、K君のそれは後ろから見ても実に楽しそうに、
『背中が笑っている』
という感じに見えた軽やかなフォームなのだ。現在彼の地元
のT自動織機に勤務しているが、例えどんなに仕事が忙しく
ても毎日走っているのではないかと思う。もう走ることが生活
の一部になっているのである。
『走らないとストレスが溜まる』
というのだから、相当なものだ。
 K君とは大学4年の時の研究室もいっしょで、大学院の受
験勉強もいっしょにやった。2人とも揃ってTシャツ・ランパン
スタイルで、夕方になると彼は外へ走りに出かけ、私は関東
ブロック大会へ向けた練習もあって、4年生部屋に持ち込んで
いたローイング・エルゴメーターをガンガン引いていた。
 周囲からは『アホ』と呼ばれていた2人だった。
 K君に学んだのは大変な粘り強さだった。いっしょに図書館
で勉強を始めても、私は1時間くらいで集中力が切れてしまう
のに対し、彼は延々とこちらが声をかけるまで勉強しているの
である。やはりこれは長距離ランナーの特質かなと思った。ス
バラシイことだ。
 そして彼は大学院受験をトップクラスの成績で合格し、見事
奨学金を受けることが出来た。粘り強い彼のこと、今でも仕事
をきっちりとこなしているに違いない。

2000年
(平成12年)
11月3日(金)
パソコン安全化計画

 今日は『文化の日』とやらで祭日であった。でも何だか日曜
日のような感覚だったが、実は金曜日。世間は3連休のようだ
が、私は工場に入っていた。急な依頼の仕事でトビラ作りをし
ていた。

 さて先日のハードディスク・クラッシュによるウィンドウズ環
境再構築は、私に多くの教訓を与えてくれた。今まで他人の
話を聞いていただけだったが、やはりパソコンが止まってしま
うことの被害は甚大である。
 いちばん怖いのはメールの受信が止まってしまうことだが、
これは私はiモードへメール転送させているので、最悪の事
態は免れた。またiモードからボートの掲示板に投稿出来た
ので、これも本当に助かった。
 一度起こったことは必ずまた起きる。どうすればクラッシュを
防げるかという議論は意味の無いものだろう。ハードディスクの
クラッシュはその機構上避けられないものだ。
 ではひとつ考えを後退させて、クラッシュが起きた場合にど
うやって最悪の事態:『フォーマットによる環境の再構築』を避
ければよいか。データのバックアップだけなら何とかなる。・・
・というか私はデータのバックアップがしてあれば大丈夫だと
考えていた。しかしこれはMS-DOSの時代の古い考えであ
ることが分かった。
 結局のところ、同じ容量のハードディスクを用意しての完全
バックアップという方法に今考えが傾いている。幸い近年の
ハードディスクの大容量化は著しい。80GB(ギガバイト)と
いうとてつもない容量が、手の届く範囲の金額で購入出来そ
うだ。これを40GBづつのパーティションに切って使用すれば
良さそうだ。
 そして現代の高速ハードディスクのパフォーマンスを最大限
に引き出す、新たなマザーボードとCPUの購入。トータルで
10万円近い投資になりそうだが、今いろいろとプランを練って
いるところ。

 ちなみに↓下の名刺折り曲げ事件、石原慎太郎・東京都
知事によると、
『俺だったら、ぶん殴ってるね』
との事。

2000年
(平成12年)
11月2日(木)
名刺折り曲げ事件

 長野県庁の局長が田中康夫知事が渡した名刺を折ってし
まい、大変な問題になった。辞表提出問題にまで発展したが、
田中知事は受理しなかったようだ。
 事の顛末はさておき、地元長野県の方の話を聞く限りは
長野県職員の日ごろの勤務態度というのはヒドイものだった
らしい。恐らく日頃のそんな雰囲気をそのままひきづって出て
しまった、軽率な行動であろう。
 しかしいかんせん相手が悪いと思う。普通の知事(変な表
現かな?)ならともかく、今や全国の関心を一心に集めている
田中康夫知事である。その行動は逐一マスメディアによって
報道されている。普通ならば何の記事もならないようなことで
も、全て映像によって克明に状況を映し出されてしまうのであ
る。
 とにかく『超・保守王国』と言われた長野県が、どのように変
わっていくか非常に興味が持てる。田中知事に期待。

 私見を述べれば、理由はどうであれ貰った名刺をその人の
目の前で折り曲げるなんて言語道断、失礼極まりない行為
である。

 名刺といえば私の名刺は自分でデザインしている。ステッチ
でパソコンのプリンターで作成出来るキットもあるが、紙質が
悪くてビジネスでは使い物にならない。
 私の場合はA4版で作成し、印刷屋さんに持っていって電子
写植で刷ってもらう。作成の度に用紙も自分でセレクトしてい
る。現在使用のものはホームページアドレスとEメールアドレス
を入れて作成したので、
『これでずっと使えるハズ』
と思って200枚刷ったのだが、1年も経たないうちにホーム
ページアドレスがひとつ追加、iモードのアドレスが追加にな
ってしまった。また作成せねばとも思っているが、追加する
スペースも無いんだナア・・・。

 
2000年
(平成12年)
11月1日(水)
Windows Me

 とうとう11月になってしまった。というか今日は年を除いて
1並びの日だが、11月に入ると一気に年末になってしまった
感じになる。
 それにしても11月は忙しい。消防の行事で内点検、本点
検があり、さらに消火栓の点検と夜回りがある。体育協会の
行事で11月24日(土)・25日(日)とつぶれる。今日スケジ
ュールカレンダーを開いた瞬間に『ゲッ』と思ってしまった。

 ところで先日パソコンがクラッシュしたついでに、Windows
Me (ミレニアムエディション)をインストールしてみた。これは
マイクロソフトからの通知で、この間秋葉原に行ったついでに
期間限定パッケージを購入しておいたものだ。
 基本的に私はOSのバージョンアップはやらないことにして
いるのだが(バグが怖いので)、先日はハードディスクがクラッ
シュしてしまって環境を再構築しているところだったので、冒
険してみた。
 インストールそのものは順調だったのが、やはりというべき
かUSB機器の接続を全く認識しない。ものは試しでターミナ
ルアダプタの接続を認識させてみようと思ったが、やはりソフ
トのインストールで止まってしまった。
 とにかくインターネットが出来なければ話にならないので、
すぐにOSをWindows 98 に戻したが(これはMeのヘル
プから行える)、もしもWindows Me に移行するには現在
接続している全てのUSB機器の対応したドライバが提供さ
れるのを待たねばならない。今日確認したのはTAとスキャナ
のものだけだ。ソフトの対応もまだまだこれからだろう。
 ただちょっと使用してみた感じではMeの方が動作も速く、
遊び機能への充実など、使って楽しいOSになっているような
気がした。メニュー構成もシンプルで好感が持てた。