・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

2000年12月のページ

2000年
(平成12年)
12月31日(日)
カネゴン的2000年の思い出

 今日は20世紀の最後の日である。といっても昨年の年末の方
が大変だった。例の2000年問題で、私は消防団員として自宅
待機を命ぜられていたからだ。
 本当に年齢を重ねる毎に時間の経過が早くなっているが、特に
今年はあっという間だった。仕事が増えているのと同時に、インタ
ーネットのホームページを作製してからは本当に時間が無くなった
感じだ。
 
 どうにも今年1年を振り返った時に、ぱっと思い浮かぶのは、
『不景気、少年の凶悪犯罪』
という、実に暗いニュースになってしまう。どうにもこの国の政治と
経済の現状を眺めた場合にも、お先真っ暗という感じだが、スポ
ーツ界では明るい話題が多かった。
 特にシドニーオリンピックでは、ボートも含めて『日本初』が相次
いだ。

 いよいよ21世紀、私は新たな試練を抱えて迎えることになる。


2000年
(平成12年)
12月30日(土)
続・新しい携帯電話

 私は新しい携帯電話を購入すると、その夜のうちに首っ引きで
新機能を覚える。その都度
『良くもまあ、こんな機能を・・・』
と感心するものだが、今回は「電話転送機能」を発見。始めは利
用価値を見出せなかったが、自分がもう一台iモードを持っている
ことに気付いた。「電源が切れているか、エリア外の時に転送す
る」機能を活かし、転送先をiモードの携帯電話に転送させること
にした。一度試してみたが、全く違和感無く転送される。

 auが入らなくなる地域というのが実は私の家のすぐそばにある
のだ。田沼町の北部である。山火事でこの地域に行った場合に、
auはエリア外になってしまうのだが、ドコモだとアンテナが2本立
って余裕でつながる。だからいつも山頂から団員のドコモの携帯
を借りるか、近くの民家の電話を借りて自宅や関係者に電話して
いた。

 auは40シリーズから、メールの送受信のやり方がiモードとほ
ぼ同じになった。リアルタイム転送が可能で、パケット料金課金
になったのだ。一応プラス200円の料金でアドレスは取ったが、
やはりメールにはiモードを利用すると思う。イチバン大きな理由
はiモードから栃木県ボート協会HPとカネゴンHPのティーカップ
社の掲示板が見れるからだ。やはりナンダカンダと私は携帯2台
体制で21世紀を迎えそうだ。

 期待の次期型iモードであるドコモの503シリーズだが、メール
の送受信文字数は250文字のままで、250文字を超えるメール
の場合にはページを分割して送信する機能になるようだ。


2000年
(平成12年)
12月29日(金)
新しい携帯電話

 私の携帯電話は平均して半年くらいの寿命である。ナゼそんな
に短いかというと、仕事中に工場の中のコンクリートに落下させて
しまうからである。 それが直接の原因かどうかは分からないのだ
が、まず
『いつの間にか電源が切れている』
という症状に陥る。今回もバッテリーの持続時間がやたらと短く
なってしまった。夜中ずっと充電しているのに、昼間半日しか持
たない。
 こりゃ寿命だな、と思って早速Auの佐野店に電話。馴染みの
Nさんが電話に出てくれて話が早かった。実は以前に、今CMで
流しているソニーのメモリースティック音楽付き携帯:ディーバに
ついていろいろ聞いていたのだが、その際に
「音楽機能無しのものも近々出てくる」
と聞いていたのだ。
『例のあのソニーの音楽機能無しのもの出てます?』
『色は白しかないけど、ありますよ』
ちなみにこれはまだカタログにも載っていないのだが、型名は
406S。基本的には今ソニーが盛んに宣伝している404S:
ディーバから音楽機能を外したもので、デザインも同じだと思っ
ていたのだが、実はかなりデザインが違っていた。
 正直言って実物を見て失望した。かなりプラスチック・ボディが
安っぽいのである。
『え?これがソニーの携帯?』
とがっかりしてしまったのだが、無いものは仕方無い。
 ナゼにソニーの携帯にこだわるかというと、一度ジョグスティッ
クの操作に慣れてしまうと他のものが使えなくなってしまうからだ。
といって4万円を超えてしまうディーバは予算が無いし、だいいち
音楽機能はいらない。
 という訳でいろいろと不満はあってもソニーの406Sのホワイト
を購入。半日で電源が切れてしまう携帯で年を越す訳にはいか
ない。今や完全に主流となった折り畳みスタイル。ただし左手元
に位置するアンテナはハッキリ言って相当ジャマ。私のでかい手
には左手にぶつかってしまい、ホールド感を著しく損なう。iモード
の方のN502iのような右上位置が、顔にも手にもジャマにならず
イチバン良い。
 センターに位置するジョグダイヤルを回すとすぐに電話帳に入る
機能はすごく便利。また大画面を活かして一覧が見えるのもすご
く良い。・・・のだが、ジョグダイヤルがセンターにあるので、今ま
でのサイド位置のような感覚で指全体で回すと、ちょっと力が入
るとスイッチを押してしまう。どうにも爪先で回すような感じでやら
ないとダメで、これは少々慣れが必要だ。手が小さくて力の弱い
人には問題無いかもしれないが、私には以前のサイドのジョグダ
イヤルの方が使いやすく感じた。
 どっちみち半年で取り替えることになるのだから、少々の不満
点は仕方ない。ただ全体の出来として見た場合、やはりiモード
のN502iの方が相当良く感じる。売れている理由も分かる。

 ちなみにIDO時代は平日は午後6時まで、水曜日定休(佐野
店の場合)だったのが、会社が合併してAuになったら平日は午
後7時まで営業で定休日が無くなってしまったのだとか。
『それじゃあ、給料上がったでしょ?』
と私が聞いたら、
『それがそのままなんですよ』
との事。お客にとっては便利になったが、従業員さんにとっては
大変になった。でもまあCMではないが、
『2位ががんばると面白い』
から、ぜひともがんばってほしい。


2000年
(平成12年)
12月28日(木)
大そうじ

 昨年は製作が年末ギリギリになってしまって工場のそうじが
出来なかったが、今年は出荷が年を越したので人並みにそうじ
が出来た。
 木工所というのは毎日の作業の中でも大量のゴミが出るが、
とにかく2年分にもなると相当な量である。細かい部品などは
加工時に余分に作製して置いておくのだが、時が経って用が無
くなるとそれがそっくりゴミになるという訳だ。
『何でこんなもんをとっておいたのだろう?』
と後になっていつも思うのだが、その時点では必要だったのだ。

 どうにも年末から正月まで工場のそうじをやっているような気
がしている。

 今の願いはここ2年連続になっている、年末の山火事が起き
ないで欲しいということである。

2000年
(平成12年)
12月27日(水)
トンデモなやつ

 トンデモなやつの代表といえば、先日も書いたシマシマコンビの
2人が筆頭であろうが、やはり佐野女子高校ボート部OGで昨年
卒業したばかりのK林というのもかなりのトンデモである。

 夏の国体予選の試合の帰りに私の車に乗ってきたのだが、私
の購入したばかりのiモードをいじくり回し、待ち受け画面をいじっ
て遊んでいる。見るとそこには『リング』の『貞子』の画像が・・・。
「オマエ何だよ、コレ〜!怖いじゃないかよ〜!」
と頼んで変えてもらった。今は何かのキャラクターの画像になって
いる。やり方も知らないのでそのままである。

 先日同期の代で集まっていたらしく、留守中に着信があったので
O関に連絡したら、そこに居合わせたK林が
「金子さん、たまにはメールくれなきゃダメじゃん!
 ちょっとはアタシ達のことを、普段からもっと気にかけてよね!」
「・・・」

 なんつ〜か言葉を失う事多々。用も無いメールを打っているほど
暇は無いのだが・・・。


2000年
(平成12年)
12月26日(火)
戸田合宿

 公立学校は昨日が終業式で、今日から冬休みなんだそうだ。
 佐野高校ボート部と多分佐野女子高校ボート部も、今日から戸田
ボートコースで合宿に入ったはずだ。この寒さは相当応えているの
ではないかと思うが、現在の共同艇庫は冷暖房完備だから快適で
あろう。

 私が高校時代には冬合宿を行った記憶は無いが、強烈な思い出
があるのは高校2年が終わった春休みに行った戸田合宿である。
この時は春とは名ばかりのものすごい寒さで、岸に薄く張っていた
氷を割りながら艇を出した。
 また改装前の共同艇庫はひどいもんで、冷暖房などという贅沢な
ものはもちろん無く、さらに持ちこみのストーブも使用不可という有
様だった。それでどうしたかというと、食堂にあった大きなやかんで
お湯を沸かし、それを足元において皆それに足を乗っけて食堂で勉
強していた。

 今となってはあのオンボロ共同艇庫も懐かしい。

2000年
(平成12年)
12月25日(月)
クリスマス

 ナンダカ今日はクリスマスなんだそうだ。昨日気がついた。

 クリスマスの過ごし方は人それぞれだろうが、私にとっては特に
これといった思い出は無い。幼少の頃からそうだが、気が向いたら
ケーキを買ってくる位である。
 私も家業に就いて分かったが、木工の仕事はキャビの出荷が大
体このクリスマスの頃に忙しさのピークが来るのである。クリスマス
を過ぎるとまず現場にキャビを納入するということは無くなり、年を
越してからという感じになる。
 仕事の段取りと製作に追われ、気が付いてほっとしたらクリスマ
スだった、毎年そんな感じである。


 
2000年
(平成12年)
12月24日(日)
叩かねば戸は開かれん

 ナンダカ今日はクリスマス・イブなんだそうだ。今朝気がついた。

 私は毎週日曜日の朝は、午前8時からのTBS『サンデーモー
ニング』を必ず見ることにしている。1週間の出来事が解説付きで
分かって面白い。少し時間があると10時からのテレビ朝日も見る。
それから自分の仕事にかかるという感じだ。
 先週放映した長野県議会の様子で、田中知事に質問をした議員
のところへ脅迫まがいの電話やEメールが殺到したそうだ。しかも
皆匿名で行っているようだ。これでは田中知事の本意とは別な所
に行ってしまうだろう。
 また10時からのテレビ朝日には田中知事本人が出演されてい
たが、さすがに活字化されていない本人の言葉には説得力があ
った。

 昨日書いた樋口廣太郎氏がアサヒビールの社長になってすぐに
行ったことは、他のビール会社の社長のところに挨拶に行ったこと
である。そして
『どうしてうちのビールはダメなんでしょうか?
 うちのビールのどこが悪いのでしょうか?』
と聞いて回ったというのである。
 常識ではライバル会社に教えを請うなどということは考えられな
い事だが、その事をアナウンサーが
『躊躇はしなかったのですか?』
と質問すると、

『どうして躊躇する必要があるんですか?
 だって挨拶に行って、形だけの儀礼的なものに終わらせてしま
 ったら、もったいないじゃないですか?
 私はビールに関しては素人なんだもん、聞かなきゃ分からない
 じゃないですか?
 だって叩かねば戸は開かれないのですよ。こちらから質問する
 から、相手も教えてくれるのですよ!』

 とお答えになった。そして問屋や小売店を自ら回り、まずは古い
ビールの処分と原材料の買い付けの変更を行っていった。そして
『コクがあるのにキレがある』
という通称『コク・キレ酵母ビール』の発売、そして大ヒット商品で
ある『スーパードライ』の発売へとつながる。・・・この頃私はちょう
ど大学2年で、酒屋でアルバイトをしていた頃だったので良く覚え
ている。当時納めていたビールは圧倒的にキリン・ラガーが多か
ったが。
 
 今朝の田中知事のコメントでも、
『造林しようと思って林野庁に働きかけたら、向こうも同じ事考え
 てた。提案して初めて分かった。』
ということだった。まさしく
『叩かねば戸は開かれん』
である。


2000年
(平成12年)
12月23日(土)
逆境こそチャンス!

 先日NHKの総合「にんげんドキュメント」で、樋口廣太郎氏を
取り上げた。樋口氏はアサヒ・ビールの奇跡の再建をした方で
あるが、今日の午前中にビデオで撮ったものをようやく見ること
が出来た。タイトルが『逆境こそチャンス』である。
 樋口氏のアサヒ・ビール社長時代の取り組みは本で読んでい
たが、改めて映像で見ると本当に魅力的な方である。現在はア
サヒビールの会長も退かれているが、大変多くの団体の会長を
努めておられる。
 インタビューの中で最も印象に残ったのは、

『私は順境のところに行っても、やることないんですよ。
 逆境のところに行ってこそ、私の仕事がある。
 そして逆境だからこそ、皆の気持ちが集中して1本化出来る。
 逆境こそチャンスなんですよ。』

というお言葉であった。
 何となく私は樋口氏を見ていて、
『本田宗一郎氏に雰囲気が似てるなあ・・・』
と思った。そう言えば顔や体型も似ている気がする。



2000年
(平成12年)
12月22日(金)
新しい乾燥機

 我が家の今までの乾燥機(衣類用)がついに壊れてしまった。
多分7年くらい使用してきたかと思うが、わずかな量でも丸1日
回していても乾燥しない。完全にヒーターの故障であろう。
 我が家は天日乾燥している時間が無いので、ずっと乾燥機を
使用してきている。私が中学生の頃から使用しているから、ナ
ンダカンダと20年は使用しているだろうか。
 ちなみに私は中学生の頃から自分で洗濯をやってきている。
自営業で母があまり時間が無いこともあるが、中学で陸上競技
部に入部したので、毎日洗濯していないと追いつかなかったこと
もある。洗濯といってもその頃我が家には全自動洗濯機と乾燥
機があったから、衣類を入れて所定のスイッチを押すだけのこと
であった。

 とにもかくにも新しい乾燥機を購入してきた。コジマ電気で店
員さんオススメの日立製作所の物を購入してきたが(本体だけ
だと5万円でお釣りが来る)、いやこれにはタマゲタ。何だか
『ふんわり乾燥』な機能がついていて、実にさっぱりと乾く。思
い出してみると初期のものはいかにも「乾燥機で乾かしました」
という感じで、からっからに乾いてしまった。
 身に付けた感じも実にさっぱりとしていて気持ちが良い。
 技術の進歩とは大したものである。


2000年
(平成12年)
12月21日(木)
冬至

 今日は1年でイチバン昼間の時間が短い日なのだそうだ。
確かに午後6時でもう真っ暗。
 そんでもって
『日の出と共に起き、日の入りと共に休む』
という原始的生活をモットーとしているカネゴンとしては、
これから日が長くなっていくことは実に好ましい。日の出て
いる時間は 『仕事せねば』 という気持ちになるからだ。

 もうすぐ12月、というよりも20世紀の終わり。本当に今
年はトンデモナイ年末になってしまった。無事に年を越せる
かな・・・。