・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

2001年5月のページ

 
2001年
(平成13年)
5月20日(日)
テレビ用スピーカー

 今日は写真がてんこ盛り!



↑センターマトリクススピーカー:MX-14。
  ユニットはフォステクスFE127。

↓テレビの上にセットしたところ。
  テレビの下の台はDRW型スーパーウーファー。
  MX-14とペアーで鳴らして、実に効果的。





↓サラウンド・リア用壁かけスピーカー。
  ユニットは同じフォステクスFE127。





↓リアスピーカーを左壁にかけたところ。
  部屋に入ると真っ先にこれが目に入る。





↓同じく右壁。
  ・・・やはりここにスケジュールカレンダーが必要。
     この下に電話が並んでいる。





↓参考までにメインスピーカー

  左:16cmBH(以前のリファレンス)
     今まで廊下に出ていたが、お客さんが見えた時に
     持ちこんだ。出すのが面倒になってしまって居座っ
     ている。
     やっぱりデカイ!私の部屋にはデカ過ぎ。

  右:KD-S10000 
     やっぱりメイン!大きさも存在感もちょうどいい。

  まんなかに隠れているのがスーパースワンK





 テレビ用のスピーカーというのは意外と難しい。モノラル
再生の場合とステレオ再生の場合があり、まんなかには
テレビがでんと構えている。映像があるとやはり人間の
意識はそちらにひっぱられるから、それに対して音声が
余りに離れたところから出てくると違和感がある。理想は
テレビのブラウン管のまんなかから音声が出てくること
だが、それは無理だ。

 以前防磁型ユニット:FE127のバックロードをテレビの
両脇に置いて使用していたが、やはり違和感があって
外してしまった。例え両脇に密着していても、やはり私
にはブラウン管の外から音声が出ているのには馴染め
なかった。セリフなどが画面の外にはみ出すのが、我慢
出来ないのだ。

 このマトリクススピーカーの原理を解説しているときりが
無いのだが、要するにモノラル信号の時は広がらず、ス
テレオ信号の時は広がるのだ。このMX-14というのは
長岡先生の設計だが、今設計中のマトリクス・バックロー
ドの予行演習の意味合いも含めて制作してみた。やっぱ
り結構制作は面倒であった。コーナーの45度カットは定
規が出来ているので何でもないのだが、やはり組み上げ
が面倒。

 私はドルビーデジタルやら5.1chやら6.1ch(将来的に
は9.1ch?)とかいうのには全く興味が無くて、第一面倒
くさくて分からない。AVアンプを買うのももったいないし、
それ以前にそれだけの数のスピーカーを配置する場所が
無い。昔からスピーカー・マトリクス。
 これはサラウンドを結線だけで実現するのだが、意外と
難しい。フロントとリアのレベル差を容易に調整すること
が出来ないからだ。特にリアのレベルが強過ぎると違和感
が強くなり、普通のステレオ再生した時にボーカルが聞こ
えなくなってしまう。

 能書きはこの辺にして、今回のテレビ用スピーカーは
やっとうまくいった。テレビをはさむようにセンターマトリク
ススピーカーとスーパーウーファーが配置されているので、
音声が画面から逃げていかない。そしてモノラル音声の
場合にはセンターマトリクススピーカーの幅に収まり、
ステレオ再生の場合には盛大にサラウンドする。DVDビ
デオ:『ハムナプトラ』(ナンダカ2が上映されるらしい)を
再び見てみたが、実に大迫力だった。

 そして安心したのはリアのレベルが強過ぎなかったこ
と。サラウンドした場合にも違和感が無い。試しに普通の
CDをこれでかけてみたが、特に不自然さは無かった。
 
 『これはイケル!』
と実感。いよいよマトリクスバックロードの道が開けた。

 ちなみに今回の写真はオリンパスのC3040ズーム。
明るさに強く、ぱしぱし撮れる。

 そして全日本アルペンラリーは、WRCに参戦している
スバル・インプレッサの新井選手が優勝!今日のメール
速報は実に興奮した。


2001年
(平成13年)
5月19日(土)
結局デジカメ購入

 レンズ故障のニコン・クールピクス990は、今だに
修理金額の見積もりも来ない。やはり無いとどうしよ
うもないので、結局オリンパスC3040ズーム(以下
3040)を購入した。

 ニコンが戻ってきた時を想定して、選択条件はまず
小型であること。しかし大部分のデジカメがここでひっ
かかってしまって、私のデカイ手には使いづらくて仕
方無い。

 お店は佐野のキタムラ・カメラだが、結構揃ってい
る。この間持った感じと、今発売中の『特選街』での
評価記事からニコン・クールピクス800(だったかな
?)にしようと思っていた。同じニコンだし、メディアも
コンパクトフラッシュだからだ。

 しか〜し、3040を手にしたらこれが実にはまって
しまった。右手に実にしっくり来るのである。本当に
持ち安い。マイナーチェンジを繰り返してきたので、
デザインに新鮮味が無くてちょっと存在感が地味に
はなっているが(フジ・ファインピクスが派手過ぎ?)、
やはり画質の点では10万円クラスではニコン990
と双璧である。
 使用レポートはまた後日。

 ニコンの新型:クールピクス995は6月8日発売
予定。今日カタログが届いたが、細かな点でかなり
良くなっている。あの回転レンズに慣れてしまうと、
やはり手放せない。


2001年
(平成13年)
5月18日(金)
ちゅらさん

 私は基本的に連続ドラマは見ない。面倒だからだ。
NHKのこの連続ドラマ小説の場合は、その時々の
ドラマの私の好みによる。
 見る条件はいろいろあって、

@主演女優がかわいくて元気が良いこと。
Aストーリー的に、じとっとしてるのはダメ
  困難があっても、いかにも『私は耐えてます』とか
  いうような暗いのはダメで、それを明るく笑い飛ば
  して蹴散らしてしまうような勢いが欲しい。
B俳優にキライなのがいるとダメ。

 とかいう実にワガママなものなので、基本的に見な
い方が多い。別に1視聴者の好みなのだから、全く
構わないはずだ。
 『おしん』は大変な評判だったようだが、私的には
シリアス過ぎてダメだった。夜9時代の番組なら良か
ったろうが。あと最悪だったのは『君の名は』だった
かな?

 そんなこんななのだが、現在放映中の『ちゅらさん』
は実にスバラシイ。初回の放映が始まる時にも読売
新聞の評価も高かったが、舞台が沖縄という設定も
私のような関東の人間には興味深い。
 しかし主人公の
「今時こんな子がいるか?」
と思えるほどの純真無垢な考え方・生き方に、改めて
共鳴してしまう。そして軽快なストーリーの展開と、
常にユーモアを交えた出演者のセリフや会話など、
実に面白い。
 今後が楽しみだ。


2001年
(平成13年)
5月17日(木)
ホンダ・オデッセイ

 相変わらず2代目も好調なようである。
 私の消防団の後輩が初代に乗っていて、移動の際
にたまに助手席に乗せてもらうが、実に良く出来てい
る。私の体格でちゃんとサードシートまで乗れるのだ。

 この車の初代の開発エピソードは日経ビジネスで
読んだのだが、これも本当に制約の賜物だった。普
通ミニバンというともっと全高を高くとるのだが、そも
そもオデッセイの場合は、
『新規のラインは作らず、現存のアコードのラインで
  作る』
という制約があったため、あの全高になった。セダン
車用のラインでのギリギリの全高なのだ。結果スマ
ートなデザインになって、若者にも受けた。
 さらにリフトがオデッセイの車重だと、リミットをオ
ーバーしてしまうのだが、これも現場従業員の斬新
なアイデアで切り抜けた。
 結果、何億とも何十億とも言われる新規のラインの
ための投資をすることも無く、新車が誕生した。そし
て売れた。

 現在のホンダ好調のきっかけとなった車であろう。

 先日のF-1でBARホンダが3位に入ったらしい。
実にメデタシ、メデタシである。いよいよトヨタもF-1
に参戦する。とても楽しみだ。

2001年
(平成13年)
5月16日(水)
私のオヤジは元気です

 最近栃木のボート関係者に会う度に、
『Oh島のヤツを何とかしてくれい・・・』
と懇願しているのだが、決まって返って来る答えは
『それは無理です。それだけは無理です。
 アイツの暴走は誰にも止められません』
というもの。やはり・・・と諦めるしか無いと落胆して
いたが、いたいたひとり大物が!
 私のオヤジだ。

 Oh島とE島が(一応)女子高校生だった時代に、
当時私の工場の事務所で勉強していた、あこがれ
の先輩:T目当てに私の家に押しかけて来た。何し

「吉水駅からまっすぐ、お地蔵様のすぐ近く」
という断片的な2つの情報だけで押し掛けてきて
しまう行動力も大したもんだが、悲しいかな憧れの
先輩:Tは大学受験に行ってしまっていていなかっ
た。
 ちょうど私も(夕方5時頃だったか)町中でボヤが
あって、火災出動していていなかったのだが、あの
2人は工場の中に入っていったらしい。
 そしたら私のオヤジに浴びせられた強烈な言葉が

『やっぱりボートやってる子は、脚が太いナア・・・』

である。あの2人は怒り狂っていた。
 いくら何でも私でも、初対面の(一応)女子高生に
『脚が太い』
とは言えない。

 やっぱり私のオヤジは大物だ。口の悪さではとて
も敵わない。

2001年
(平成13年)
5月15日(火)
デジカメよ、オマエもか・・・

 私の携帯電話の寿命が半年なのは、工場の中で
コンクリートの床に落下させてしまうからである。そ
の時は大丈夫でも、『いつの間にやら電源が切れて
いる』という症状に陥る。

 先日携帯電話(au)は部屋で落下させてしまって
画面にヒビが入っている状態。まあ機能に支障は
無いのだが、いつまで持つのやら。ところがところが
昨日デジカメ(ニコン・クールピクス990)を工場で
落下させてしまい、完全にレンズのズームが動か
なくなってしまった。

 デジカメが無いと仕事にならない。・・・とは言って
もカネコ木工HPの方はちょうどスーパースワンKの
製造工程を撮り終えたところで、まあひと段落状態。
特にここ2週間くらいは無くても大丈夫な状態では
ある。
 
 以前から考えていたのは200万画素くらいの機
種で、外出用に便利な小型のものを購入してもい
いかなとは思っていたのだが、いざ見てみると小さ
過ぎて使いにくい。私のでかい手だと液晶画面が
隠れてしまうものが多い。それに値段もあんまり安
くなくて6万円くらいしてしまう。これでは300万画
素の機種と大差無い。

 結局地元のカメラ屋さんに修理依頼で持って行っ
たのだが、果たしていくらくらいかかるかな?


2001年
(平成13年)
5月14日(月)
フィンランドバーチ合板

 今朝工場で作業中に私のオヤジがヨタヨタと近付
いてきて、何を言うかと思ったら
『隆之、あの材料イイナア・・・』
と、入り口に置いてあるフィンランドバーチ合板を差
して言う。これはスピーカー用の材料に仕入れたも
のだ。

 元々は北欧の家具に使用される材料だが、長岡
先生の方舟リファレンスのスピーカーにも使用され、
また共同通信社のスピーカー工作でも使用した。と
にかく密度の高さがモノスゴク、なおかつ木口もキ
レイ。そして板厚もラワン合板と同じ単位でそろって
いるので、スピーカー制作にも好適。

『そりゃあ、そうだ、なんてったって北欧の家具に
 使用される材料なんだから・・・。
 値段も高いし・・・』
と私が言ってたら、
『ちょっと台にするから、くれや!』
と言ってる間もなく、自分でパネルソーで切り出して
しまった。さすがは私のオヤジ、行動が早い。

2001年
(平成13年)
5月13日(日)
モノづくり

 かつてソニー創始者の故・井深大氏が、
『モノづくりこそが真実の業:実業であって、
 それ以外はウソの業:嘘業である。』
と語ったのをどこかの本で読んだ。

 この言葉にどんなに勇気付けられたか計り知れ
ない。
 製造業者としていいモノを作ってそれが評価さ
れると、こんなにうれしいことは無い。


 
2001年
(平成13年)
5月12日(土)
CD-Rディスク

 デッキを導入してから手持ちのCDをいろいろと
録音しているが、改めて最近のCDは録音時間が
長いことに気付く。特に癒し系の、多数のアーティ
ストの曲を収録したものは77分とか中には79分
とかいう本当にギリギリのものまである。

 ここのところいろいろとCD-Rディスク(オーディ
オ用)を探しているが、74分収録のものは10巻
パックがあるのだが、80分収録のものは多くて
5巻パックでやはり74分よりも割高。

 値段もそうだが、いちいちあのパッケージを破る
のが非常に面倒なのである。20巻パックとか50
巻パックとかで販売していないだろうか?
 アバック辺りで扱ってるかな?

2001年
(平成13年)
5月11日(金)
録音メディアA
CD-Rデッキ


 昨夜は深夜0:15からプロジェクトXの再放送が
あるので、がんばって起きていた。タイマー録画予
約しておけば良さそうなもので、それにはアホな私
も気付いていたのだが、スバル360の放映はまた
この目で見たくなった。
 実は本放送はビデオを撮りはぐっていた。ビデオ
デッキを修理に出してからピンケーブルをつないで
おいただけで、Fケーブルを接続していなかったの
だ。朝テレビ番組覧を見て、急遽接続した。
 やはり何度も見るほどに感動がある。放映が終わ
って『ちゃんと撮れてるかな?』と思って再生してみ
たら、結局最後まで全部見てしまって時間は夜中の
2時。そうしたら今度は目が冴えてしまって寝つけな
くなってしまった。事務所に来てHPの更新なぞを
始めてしまい、明け方4時になって寝たら、完全朝
寝坊で起きたのは8時であった。

 さてもう一方のCD-Rだが、機種は決まっていた。
ティアックのRW-800(定価¥69,800-)である。
この機種はFMfanのダイナミックテストで、長岡先生
の方舟においてテストを行っていた。
 このデッキ、今時珍しくマイクアンプが付いている。
まあこのデッキを持ち出して野外で生録する人もい
ないだろうが、方舟では長岡先生所有のマイクを使
って生録をやってみた。ソースはすごい高音のハン
ドベルである。AE86さんがこれを鳴らしながら動き
回った。
 生録はレベルの調整に大変神経を使ったが、いざ
録音したものを再生してみてビックリ!差が分からな
いのである。何しろ方舟のリファレンスで再生して、
差が分からないのである。こりゃスゲエ!とマジで
思った。

 ナゼだかこのデッキも半額前後の価格になってい
た。もうすぐモデルチェンジかな?実際このデッキの
デザインは好きになれないのだが、まあ仕方ない。
あの性能がこんなに安く買えるのだ。

 実際MDを先に使ってしまったので、CD-Rはいろ
いろと面倒くさかった。あと恥ずかしながら私は『ファ
イナライズ』というのを全く知らなかった。録音が終わ
れば自動的にTOCを書きこんでくれるとばかり思い
込んでいたのだが、私のリファレンスのデンオンのC
Dプレイヤーでかからない。「相性問題のせいかな?
ナゼTOCを読み取らないんだろう?」と思いつつも、
やっぱ聞いてみようと思ってティアックの技術センター
に電話すると、
『ファイナライズはされましたか?』
と聞かれて初めて知った次第。これをやらないと、CD
プレイヤーでかからないのだ。
 自分の無知が恥ずかしかったが、やはり
『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』
である。聞いてヨカッタ!・・・それにしても取り扱い
説明書にもう少し分かりやすく書いて欲しかったと
思う。

 とにもかくにも録音メディアの2つの同居は本当に
便利。デジタル入力にしたので、録音レベルの設定
も必要無い。またCDの44.1KHzからだと、ダイレ
クトに入力出来る。
 本当はCDプレイヤーの方にデジタルの同軸の出
力が2つあればいいのだが、1つしか無い。無いもの
は仕方ないので、MDへは光ケーブルで出力するこ
とにした。
 必要な場合、CDから一気に両方に録音出来る。