・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

2001年6月のページ

 
2001年
(平成13年)
6月20日(水)
メルマガ


 政府発行のメルマガの登録件数が世界記録になったそうだが、
チト加熱し過ぎの感がしないでもない。加熱といえばあれだけの
件数のメルマガを送信するのに、サーバーが火を噴かないか心
配である。
 果たしてコイズミ人気がいつまで続くのか興味津々だが、それ
にしても今回ハッキリと『景気の後退』が政府から発表されてしま
った。これは実にタイミングが悪い。消費者の購買意欲が減退す
る。竹中さんも石原ジュニアも 『サンデープロジェクト』 のお馴
染み常連だったが、内閣全体も含めてこれから実行力が問われ
て来る。

 ところで私もメルマガは5件くらい登録してあって送られてくるが、
まともに読んだ試しが無い。何かの雑誌で
『こんなメルマガがいい』
とかいうので登録してみたが、読もうと思ったのはこの登録の時
だけでいざ送られてくると全く読まないのである。これはやっぱり
心理的な問題があると思う。雑誌でも何でもこちらから『読もう』と
意思を持った時に読むが(当たり前だが)、メルマガはこちらが読
む意思が無い時に送られて来てしまう。それで後からまとめて読
むかというと、とてもじゃないが夜まとめて読む気にもならないの
だ。

 あともうひとつは私が自営業でずっと家の中で仕事をしているの
で、仕事を終えたらなるべく家の中にいたくない性分があるからだ。
多分これは一般の方と逆の行動になるだろうが、イチバンの気分
転換は外出して本屋さんに行くかレンタル・ビデオ屋さんに行くこと
である。
 だから仕事を終えて時間があると、とっとと外出してしまう。

 レンタルと言えば、昨日借りてきた小田和正の 『LOOKING
BACK2』 はいい。普通こういうリメイクCDは、大抵が曲のアレ
ンジを派手にするものなのだが、このアルバムは逆にシンプルな
構成に変えている。私の場合、ボーカルがハッキリと聴こえない
アルバムは嫌いなのだ。・・・ただまあ、イマドキのCDで50分し
か収録が無いというのは寂しい気もするが。

 もう1枚のウルフルズのベストもいい。なんてったって曲数が19
曲だかあって、収録時間はギリギリの77分。これはお買い得。
『明日があるさ』のシングルを購入した時に気付いたが、ウルフル
ズのCDって意外と録音がシンプルなのだ。


2001年
(平成13年)
6月19日(火)
見積もりの苦労

 自営業は何でもやらねばならないが、資金繰りに加えて私が
イチバン嫌いなのが『見積もり』である。営業さんなら当たり前の
作業だが、これが本当に嫌なのだ。

 昨日は工場で仕事していて洗面のシンクの前板を割ってしまっ
て、非常に憂鬱な気分でいたところに夕方5時過ぎに図面が入っ
て来て、下駄箱の見積もり依頼。毎度の如く先方が急いでいるの
で時間が無い。翌日の朝(要するに今日の朝)までに出さねばな
らない。こうなると徹夜覚悟で、憂鬱度も最高である。

 住宅に収めるキャビは仕様が余りにも様々で、データベースで
の見積もりが不可能なのだ。条件設定が多過ぎるのである。だ
から毎回手作業になる。幸い今回は夜の10時頃に材料代金は
出て来たので、金額は出さずに寝た。
 つける金額は(要するに手間賃の部分)、その時その時の状況
によって当然変わってくるからだ。いろいろな状況を想定しながら
休む。・・・のだが頭の中ではつける金額のことを考え続けている
ので、結局ほとんど眠れない。

 『朝までに出しておくよ』
ということは先方の会社が朝9時から始まるので、それまでに
FAXを入れておく、ということである。
 朝食後にFAX用紙に金額を書き込む瞬間・・・、実に嫌な瞬間
なのだが、FAX送信した瞬間にどどっと力が抜けてくる。お茶を
一杯飲んで、気を持ち直して工場に入るのが毎回のパターンで
ある。

 本当にこの『見積もり』はやりたくないのだが、これをやらねば
仕事は何も始まらない。毎日のようにこの作業をこなしている営
業さんには頭が下がる思いだ。
 私だったらすぐに胃カイヨウになってしまうと思う。

2001年
(平成13年)
6月18日(月)
トヨタ・ブレビス

 トヨタお得意の『高級セダン』。価格は337万円〜377万だか
ら、完全に車格的にはマークUより上である。クラウンの価格帯
に近い。

 さすがはトヨタ、実に上手い商品作りをしてくる。私が乗っている
クルーガーVと同じく、実に僅かな隙間を狙って出て来た車種だ。
ブレビスのベースとなったのは「小さな高級車」:プログレだ。プロ
グレはボディサイズを5ナンバーサイズに収めて、セルシオに迫る
高級感を追求した車。写真ではそれほどでは無いが、実車を見る
とやはり5ナンバーサイズに収めようとした結果か、ボディのサイド
が薄っぺらな印象なのだ。

『無理に5ナンバーに収めないで、もうちょっと幅を増やしてやれ
  ばデザイン的に楽なのに・・・』

と思ってたら、それをやってきたのがブレビスなのである。
 
 さすがトヨタ!

 昨日のWRC・アクロポリスラリーでは、スバルのPソルバーグ
が自身最高の2位になった。Rバーンズと新井選手のリタイヤは
残念だったが、がんばれスバル!

2001年
(平成13年)
6月17日(日)
最近の携帯

 先日の日本テレビの朝の放送で、最近アイスクリームが売れな
くなった理由のひとつに、最近の若い女性が常に携帯片手に歩
いていることを挙げていた。確かに映像ではどちらかの手に携帯
を持っている。ナルホド、最近の若い女性はポケットにも入れない
らしい。とにかく受信したらすぐに反応出来るようにしているので
あろう。これでは両手がふさがってしまうから、アイスクリームは
持てないですナア。

 私の場合は折り畳み用(N502i用)のホルダーに入って、ベルト
にぶら下がっている。auのC406Sの有り難いことは、電話受信
の際に着信音を鳴らす設定とバイブレータを振動させる設定を同
時に行うことが出来る点だ。これのおかげで工場で作業中で機
械が動いていて大きな音がしていても、電話に気付くことが出来
る。
 あとメール受信の際のバイブレータ振動がとっても長い。N502
iは2回で終わってしまうが、C406Sは多分10回くらい振動して
いる。これは長短両方あるが、まあメール受信に確実に気付くとい
うメリットは大きい。

 とは言っても私は電話が大キライ。用件はEメールで済ませて
もらうのがイチバンありがたい。

 不意の訪問客はもっと困るけど。

2001年
(平成13年)
6月16日(土)
イマドキのFM放送

 最近あまり神経の使わない仕事の時には、FMラジオをかけて
いる。主にFMとちぎだが最近やたらと
『ダブリュー、ダブリュー、ドット、・・・・・』
とHPのURLを連呼して、CM的にヤカマシイので何かと思ったら、
ようやく分かった。

 ある番組では放送開始直前に該当ページを更新するのだ。そこ
にアナウンサーの衣装とか様々な情報をアップしておく。そして

『私今日はこんな格好です!』

と放送中にしゃべると、HPにアクセスしたリスナーからの反応が
メールや掲示板で得られるというしくみ。
 なるほど

『画像が送れない』

というラジオのデメリットをかなりカバーしていると同時に、インター
ネットならではのデータの双方向性のメリットを活かしている。よく
考えたもんだナア、と今更ながら思った。

 どんな業界でもネットの活用は必須課題でありましょう。

 退職した廣田みゆきアナは元気かな?

2001年
(平成13年)
6月15日(金)
インプSTi vs ランエボ

 ラリーフィールドから市販車でも戦っている宿命の対決。ちなみ
に今回の両者フルチェンジでは、ランエボに軍配が上がっている
模様である。ランエボの4G63エンジンは中低速のトルクの強さが
凄まじく、なおかつ価格が驚異的に安いとの事。インプレッサはや
はり重量増が響いてしまっているようだ。

 ランエボは得意の電子制御をフルに投入している。それに対して
インプレッサは電子制御は投入されていない。大方の評論家の
一致した意見では、
『自動制御のランエボ、人間制御のインプレッサ』
という評価に一致しているようである。

 ちなみにWRCの車両最低重量は確か1230Kgで、これは
両者ともにクリアーしているハズだ。全日本ラリーで現行型イン
プレッサ(2001)がデビューウィンを飾ったが、ドライバーによる
と現行型は驚くほどにコントロール性が良いのだという。ナンダ
カ車の中心を軸にしてコーナリングしていく感じで、車の挙動が
すごく掴みやすいのだそうだ。運転していて疲労がかなり少な
いらしい。

 先日のWRCキプロスラリーは前半R・バーンズ選手がトップに
立って、メール速報を見ていた私は非常に興奮した。
『おお! 久しぶりに優勝だあ!』
と携帯片手に騒いでいたが、終盤に逆転を許して2位に終わった。
どうも前走したのがかなり不利になったらしい。だけども確実に
復活の兆しあり。
 そして何よりも日本人ドライバーの新井選手が4位入賞を果
たした。これはとてつもなくウレシイことだ。
 
 またうちの消防団の後輩がインプレッサSTiバージョンXを
中古で購入した。150万円くらいだったとか。
『うぉ〜〜、インプかいな!』
と皆でじっくり見て回った。・・・さすがに乗り出そうとした強者
はいないが、とにかくあのエンジン音にはしびれる。マフラーが
交換してあって(車検大丈夫?)、とにかく凄まじいボクサー・
サウンド。最近のスバル車は静かになってしまっているが(当
たり前だが)、この音は例え500m離れていても分かる。

 ちなみに本日WRC第7戦アクロポリスラリーが始まる。
 がんばれスバル!

2001年
(平成13年)
6月14日(木)
スバル・レガシィ
マイナーチェンジ そのB
足回り


 スバルのマイナーチェンジでは中身が進化することを先日書い
たが、やはり今回もかなり足回りが良くなっているようだ。
 
 実は現行型が3年前に登場した時に、マガジンXではその足回
りに対してあまり高い評価を与えていなかった。現行型で初めて
リヤに『マルチリンクサスペンション』を採用したのだが、これは
主にツーリングワゴンでの積載性向上のためだったと思う。それ
までの『ストラットサスペンション』では、タワーバーが大きく荷室
に出っ張ってしまうからだ。

 現行型の『マルチリンクサスペンション』では荷室への出っ張り
がほとんど無くなって積載性が向上したが、当然のごとくサスの
形式が違うのだからそれまでのストラットサスペンションのノウハ
ウは余り通用しない。その時のマガジンXでも

『マルチリンクサスの熟成不足。剛性感は旧型のストラットサス
 の方が高い。
 しかし、スバルのことだから必ずマイナーチェンジで改善して
 くるに違い無い』
 
と述べられていた。
 その通りになっているかどうか、マガジンXの発売が楽しみで
あるが、自動車各誌の評価を見てみると、かなり良くなっている
ようである。ただし、マガジンXにマイナーチェンジ車が掲載され
るかどうかの問題があるが。

 ちなみにインプレッサのリヤサスはストラット形式のままである。
これはラリーフィールドで戦う場合の信頼性と整備性(ストラット
は構造がシンプルで部品点数が少ない)、そしてそれまでのチュ
ーニングのノウハウが活かせることのメリットを重視したものらし
い。グランド・ツーリングがメインとなるレガシイ、ラリーフィールド
での戦いがメインとなるインプレッサとの性格分けが興味深い。

 ナンダカ昨日からものすごい雨で、今日の消防団の練習は中
止となった。まあ昨日の消防署の指導で操作員は相当にバテテ
いたろうから、いい休養となっただろう。
 おかげで私も朝のうちにかなりの事務仕事を終わすことが出
来た。

2001年
(平成13年)
6月13日(水)

スバル・レガシィ
マイナーチェンジ そのA
六連星(むつらぼし)復活!




 
 六連星と書いて『むつらぼし』と読む。『ろくれんせい』ではない。
スバルというのは正式に言うと日本語で『昴(すばる)』。天文学
でM45、プレアデスと呼ばれる散光星団である。この星団の中
で最も明るい星が『アルキオネ』、英語読みして『アルシオーネ』
:スバルのフラッグシップカーとして登場したが,現在生産中止。
GMとの提携でまた開発が始まったとの噂だが、本当に登場して
くるだろうか?

 ところで今回のレガシィのマイナーチェンジでこの六連星エンブ
レムが復活した。やはりスバル車はこのエンブレムである。レオ
ーネの時代まではこのエンブレム(上の写真とはデザインは違っ
た)を使用していたが、レガシイの登場から『L』をモチーフにした
エンブレムに変わっていた。今回この六連星エンブレムが復活
したのは、スバルの『2001年プレミアムブランド元年』という位
置付けによるものだという。

 個人的にはヨーロッパ向けに付けられる『NISSAN』マークは
格好いいとは思えないが、スバルのこのエンブレムは格好いい
と思うが、いかがだろうか?やはりレオーネをずっと見てきた人
間には、このエンブレムこそスバルのアイデンティテイだと思う。

 ちなみに先日の新聞によると、スバル本社のある群馬県・太田
市では一部の町名を『スバル町』にすることを検討しているという。
近々市議会の議題にかけられるようだ。

 今日は消防の朝練習が消防署の指導があるとの事で、朝5時
集合だった。いつもより30分早い。たかが30分と思うなかれ、
朝のこの時間での30分の違いは実にこたえる。

2001年
(平成13年)
6月12日(火)
ベストカー

 私が読むカー雑誌は主にこのベストカー(毎月10日、26日
発売)とカーマガジンX(毎月26日発売)。マガジンXは『ざ・
総括』のところが面白い。

 現在発売中のベストカーは特集で『日本のクルマランキング』
というのを組んでいて、面白いので購入してきてしまった。各
ジャンルに分けてランキングをつけている。決定の際のトーク
の模様が、各々の本音が聞けて面白い。
 ちなみにスバルのフォレスターが次期型ではランカスター
ベースになるらしいとの予測が書かれている。これは楽しみ。

 現在発売中の雑誌なので転載出来ないが、P.152でスバル
360について読者と徳大寺氏のやりとりが掲載されている。
とてもいい話だ。
 やっぱり百瀬さんは偉大だ。


2001年
(平成13年)
6月11日(月)
スバル・レガシィ
マイナーチェンジ その@
フロントマスク


 通常、国産車のモデルチェンジはマイナーチェンジ:2年、フル
チェンジ:4年というサイクルで行われる。ちなみにこれは諸外
国と比べるとかなり短い。
 スバル車はマイナーチェンジ:3年、フルチェンジ:6年〜7年
くらいと国産車の中では長いが、外国車はこれくらいである。
そして今回主力車種:レガシィがマイナーチェンジを果たした。
『3(スリー)キーズ:レガシィ』と盛んにCMで宣伝している。

 国産車のマイナーチェンジというのは外装(主にフロントマス
ク)の変更とオプションアイテムが進化するくらいで、中身はそれ
ほど大きな進化は無い。ところがスバルだけは例外で、外装の
変化は良く見ないと分からない。しかし中身がかなり進化して
いるというものである。そしてモーターファン別冊の『○○○の
すべて』ではフルチェンジした新型車しか掲載しないのだが、
レガシィだけは別でマイナーチェンジでも掲載するのだ。

 現行型レガシィが3年前に登場した時、まずそのデザインを
見ての第一印象が 『???』。どうにも格好がいいとは思え
なかった。以前の型が全体にスポーティーな雰囲気を持って
いたのに対して、どうにも重ったるくなった感じがした。そして
その原因はフロントマスクにあることは明白だった。
 旧型に対してバンパー位置が下がり、ヘッドライトが上下に
厚くなっていた。これはいいのだがランプ配置と相まってバン
パー上が妙にボリューム感がある。それに対してバンパーから
下のボリューム感が足らず、上のバランスに負けていたのだ。
だからどうにもバランスが悪くて重い印象になっていた。
 今回のマイナーチェンジしたレガシイを見て『アレ?』と思った。
格好良くなっている。とは言っても全体のプロポーションは変わ
っていないから、主にフロントマスク周りだ。ヘッドランプの大き
さと形状は変更無しとの事だが、中のランプの配置が変わって
鋭く精悍な印象になった。そしてバンパーのボリューム感が
増したのと、空気取り入れ口の形状の微妙な変更、フェンダー
ラインの変更で、全体に大幅にバランスが良くなった。
 やはり今回のマイナーチェンジでデザイナーが真っ先に取り
組んだのがこの部分だったという。

 私個人的にはB4のバンパーデザインが好きだ。

 今日からまた消防団の練習が始まってしまった。今年は7月
1日(日)に行われる予定の安佐大会に出場せねばならないか
らだ。ホントに朝でも蒸し暑くてイヤなんだな・・・。