・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

2001年10月のページ

2001年
(平成13年)
10月10日(水)

中島みゆき『短篇集』


 NHKプロジェクトXに使われている
『地上の星』
『ヘッドライト・テールライト』
が収められているアルバム。近くのレンタルショップで
取り寄せてもらった。

 中島みゆきは私が高校の頃に聴いていた。曲調もいろ
いろと変遷があって、「恨み調」 「ロック調」 と様々な
挑戦があったが、今回のこのアルバムは非常に自然体
である。非常に録音もシンプルで、J-POPとしては珍
しくボーカルがきっちり定位する。

 『地上の星』ではスバル360が走るシーン、『ヘッ
ドライト・テールライト』では伏見工業高校ラグビー部
の山口先生の泣いているシーン(どちらもNHKプロジ
ェクトX)を思い出すのは、私だけかな?


2001年
(平成13年)
10月9日(火)

やっぱりレーザープリンター


 7日(日)に届いたレーザープリンターがようやくセッ
ティングを終えた。

 先日も書いたがきっかけは
『メールの処理を効率化したい』
ということだったのだが、実際はラオックスのコンピュ
ータ館で半日悩んでいたのだ。
 
 今回このブラザーのHL-1650を選んだポイントは
@用紙が前から入って前に出て来るデザイン
A解像度が高い(1200dpi可能)
B250枚のカセット装備
C毎分16枚の高速プリント
Dドラムとトナー分離のカートリッジでランニングコス
  トが安い
Eリプリント機能:最後にプリントしたページを記憶し
  ていて、枚数を指定すればコピー機代わりとなる
といったところなのだが、正直言ってエプソンorキャ
ノンという定番メーカーで無いので不安があった。

 しかしまずそのインストール段階で不安がひとつ払拭
された。その説明書がモノスゴク親切・丁寧なのだ。今
まで使った感じだとエプソンがまず間違い無く丁寧だっ
たのだが(対してキャノンは分かりづらい)、それを超え
ている。何しろインストールディスクは写真入りであるし、
手順の解説とかエラーメッセージが出た場合の対処な
ど非常に事細かに解説してある。心配されたUSB接
続も一発で済んだ。

 A4機としては少々大き目な外形寸法であるが、私
の場合はぴったりであった。パソコンディスク脇のスペ
ースにぎりぎりで収まる。A3機だったら絶対に収まら
なかった。ヨカッタ。

 印刷品質も素晴らしい。日本HPのインクジェットの
黒は顔料系で綺麗で定評があるのだが、やはりレーザ
ーには敵わないと実感させられる。

 そして印刷スピードも速い。RISCプロセッサの処
理能力に心配があったが、かなり速いもんだ。同一条
件でインクジェットとスピードを比較してみたが、簡単な
テキストA4文書でも5秒くらい速い。もっとも差がつく
のは当たり前だがカラー文書で、日経のHPのトップ
ページを印刷してみたらインクジェットでは3分30秒
くらいかかったが、レーザーでは33秒であった。もち
ろんレーザーでは白黒だが、まったく支障無い感じだ。
やはり解像度が高いおかげだ。

 なお
『レーザープリンターは高い』
と思っている方が多いと思うが、実はそれほどでも無い。
その先鞭をつけたのはブラザーなのだが、HL-1450
という機種は定価:59、800円だが、ショップでの実売
価格はナント29、800円!である。インクジェットと変
わらない。文字の輪郭補正処理が入らなかったり、印
字スピードが若干落ちたり、といった違いは出て来るが
実用的には全く問題無い。何しろアンダートレイは250
枚入りのカセットが標準なので、A4用紙を突っ込んだ
ままにしておく方にはイイと思う。

 現在は写真画質を競ってインクジェットプリンターが
主流だが、実際の使用でカラー写真のプリントが必要に
なるケースは非常に少ないと思う。最近ではカメラ屋さ
んでデジカメからのファイルのプリント・サービスを始
めた。
 テキスト文書が頻繁な方には、ぜひともレーザープリ
ンターの使用の検討をお奨めしたい。

 私は『標準プリンタの設定』は文句無くレーザープリ
ンターにした。

 なお現在フレッツADSLの導入を検討中。『特選街』
の今月号の特集は非常に分かり安い。


 
2001年
(平成13年)
10月8日(月)

ジベタリアン


 この言葉が国友隆一さんの本に出て来た時に、始めは
てっきり『ベジタリアン』の誤記かと思った。・・・私は知ら
なかったので。そしたらコンビニなんかで地べたに座って
食事している主に高校生達を指すのだそうだ。そういえば
特に夜なんか部活帰りの生徒たちが『ジベタリアン』して
いる様子をよく見かける。

 あまり格好イイとは思えないが、しかし買った食べ物を
どこで食べるかというとその場所が無い。・・・それで地
べたか?まあ俺なんか車の中で食べられるけどしゃあ
ないのかな?と1人で納得していたら・・・。

 先日の6日(土)に来年の関東大会が栃木県開催になる
のに際して栃木市の山口会長のところに集まったのだが、
高校の先生の車に乗せていってもらった。そうしたら某
女子高校では、昼食の時に(ちゃんと机があるにもかか
わらず!)10人くらいでグループを作って輪になって
『ジベタリアン』になって食事していたという。

 なんじゃソリャ?と思った。単にそうして食べるのが
好きなんだろうか?ついでに言うと今だに女子高校では
『ルーズソックス&ミニスカート』
が流行りなんだそうだ。・・・随分長期的な流行りだな
あ。非常によくワカンナイのだが、どちらも格好がいい
のだそうだ。

 まあミニスカートから見える脚がスラリと長いのであ
れば非常にイイコトなのであるが、どうにもぶっといダ
イコン・・・。
 ヤバイ、ヤバイ、ボート部のヤツラに殺される!



2001年
(平成13年)
10月7日(日)

千と千尋の神隠し


 多分私は宮崎アニメは全て見て来たと思う。その作品
の中には壮大なテーマと時代への強いメッセージが込め
られている。

 ただいま大ヒット中の『千と千尋の神隠し』。先日時
間が出来たので見た来たが、私は根がひねくれているの
で全ての事象を裏側から見るのが好きだ。・・・モノは
裏側から見ればその精度が良く分かる。

 以下、個人的感想。


『ホラ!釜爺にちゃんとお礼言って行きな!』
『入る時にノックも出来ないのかい!』

→礼儀を知らない現代の若者達への強烈な皮肉。



『そんなきゃしゃな体で何の仕事が出来るんだい!
 働きたい、働きたい、って言ったって仕事与える側の
 コッチの苦労も考えて欲しいもんだ!』

→不況に苦しむ経営者の代弁



**千尋はカオナシからの贈り物を受け取らない**

→バブル景気に狂った日本人達への強烈な皮肉



 細かく挙げるとキリが無いのでこんなところ。とにか
くいい映画だと思う。

 やっぱりDVDが出たら自分の部屋で見たい。

2001年
(平成13年)
10月6日(土)

国体ジャージ


 昨日はオーディオEXPOへ行って、午前10時30分の
開始と同時にSPユニットメーカーのフォステクスのブー
スで見ていた。近々発売になるユニット群の多さに喜び
つつ、いろいろ質問しながら見ていたら隣の男性から
『あの〜、金子さんですか?』
と聞かれたので、そうですよ、とお答えしたら
『やっぱりそうですか。
  後ろに栃木と書いてあったから・・・』
とのことであった。あ〜そうか、国体ジャージを着てい
たんだったと気付いた。ちなみにこちらの男性は栃木県
の鬼怒川からお越しになられたそうで、会社をお休みに
なって来られたとのことであった。当方のHPをご覧下
さっているそうである。

 私はいつもTシャツかトレーナーなのだが、ジャージを
着る時はその中間の中途半端な気温の時である。暑い
時にはすぐ脱げるようにである。

 気が付くと普段でも国体ジャージを着ている。室内で
も下も国体ジャージをはいている。帽子も国体のものだ。
ナンデカナ・・・?と思ったらゆったり着られるからである。
帽子なんか市販品は私の頭に入らない。さらにナンデカ
ナ・・・?と考えたら、国体参加の時にオーダーをとるか
らだ。だからデカイのがある。大きめのものが希望出来る。

 生地も余りいいとは思えないし、デザインももうチト何と
かして欲しいとは思うが、貰い物だから贅沢は言えない。



2001年
(平成13年)
10月5日(金)

レーザープリンター


 私は以前はレーザープリンターをメインに使用してい
て、実際にここにエプソンのA3機のLP-9000とい
う7年前(そんなになるか・・・)の製品があるが、全く
使用していない。

 現在は日本HPのA4カラーのインクジェットプリンター
がメインだ。これで今まで特に不都合は感じて来なかっ
たのだが、最近チト問題が出て来た。イチバンの問題は
マーカーでなぞった時に滲んでしまうこと。日本HPのプ
リンタのブラックインクは顔料系で耐水性がありとても
綺麗なのだが、それでもダメなのだ。
 もうひとつは私は重要なメールはプリントアウトして
ファイルしておくのだが、最近はメールが大変に多くな
って来て処理が大変になって来た。この労力を少しでも
軽減したい。
 ・・・ということで最近影の薄いレーザープリンターの
購入を再び検討することになった。

 こういうパソコン製品購入の時、田舎では全くダメだ。
実際の製品を見て判断することが出来ない。私は必ず
アキバのラオックスへ行ってしまう。今日は午前中に
オーディオEXPOに行った帰りで結構時間的には厳し
かったのだが、午後2時頃にはアキバに入れた。

 始めはA3機にするつもりでキャノンとエプソンの2つ
を候補にしていたのだが、その本体の大きさに絶句。
作業性を考慮してパソコンディスクのすぐ隣に置きたい
ので、なるべくコンパクトな方が良い。まだエプソンの
方が小さい感じではあるが・・・。
 最近パソコン雑誌を全然読んでいないので、頼みにな
るのはラオックスである。

 もしやの時のA3機なのであるが、実際のプリントは
A4サイズで間に合ってしまう。コピー機でB4までは
拡大出来るし、A3は全然使用していない。私のスピー
カーの設計は手書き図面だ。CADなんて使用していな
い。手書きの方が消しゴムで消せるので楽だ。

 まあ必要になった時はまたその時に考慮するとして、
A4機に目を転じてみるとやはりエプソンとキャノンが
候補になるが、ここに私も知らなかった(失礼)意外な
メーカーがブラザー工業である。ここのHL-1440と
いう機種が先日のPC USER でベストバイになって
いた。これでも実用的には十分なのだが、上位機種
のHL-1650という機種の方が使いやすそう。

 それでも散々悩んだ。キャノンの『オンデマンド方式』
が非常に魅力的だったからだ。これはまさに0秒のウォ
ームアップタイムでプリント出来るというもの。ナゼ
ここにこだわったかというと、前述のエプソン機はすぐ
にスリープモードに入ってしまい、一度このモードに
入ってしまうと実際のプリントの時に非常にウォームア
ップタイムがかかってしまっていらいらさせられたから
だ。

 そんでこのHL−1650のスリープモードからウォ
ームアップさせてみたら、ナント30秒近くもかかる。
こりゃ使い物にならないか・・・、と思って店員さんに
尋ねたら、設定しだいでスリープモードに入る時間を
変えられるということを伺って安心。総予算と設置場所
をなるべく抑えたいという事もあって、ブラザーのHL
-1650に決定した。モノはあるので7日(日)に届く
予定だ。
 
 結論。やっぱりラオックスのパソコン館はエライ。
その品揃えと店員さんの知識は、大したものだ。


2001年
(平成13年)
10月4日(木)

ジョイフル本田


 ここのところ空いてしまったが、メールの処理が大変
でパソコンに向かって返信を打っていて気が付くと日付
けが変わっている状態。でもまあもう少しで落ち着く。

 ドイト足利店が閉店してしまって、プロの木工屋として
は非常に困っていたが、以前も書いたかもしれないが
最近は太田の向こうにあるジョイフル本田にちょくちょ
く行っている。もちろん地理音痴の私は毎回の如くカー
ナビ頼りで行っている。カーナビの予想所要時間は大体
1時間くらいなのだが、50号バイパス-県道という具
合に通過していってこの道が結構空いているので、大体
片道40分くらいで到着する。

 土・日行くと駐車場モロ混みで大変苦労するので、
なるべく平日に行く。1日(月)なんかは仕事やってて
夕方5時ころにキリがつきそうだったので、よーし今日
は行くべえ!と気合入れてたら、スピーカーの質問の
電話がかかってきてしまった。そしたら5時30分に
なってしまっていて、さらに自宅に両親がおらず、鍵を
閉めていたら6時近く。さらにさらにお金を下ろしてい
たら6時10分になってしまってチト迷ったが、強引に
向かった。

 ちなみにお店は7時まで。この日に到着したのが6時
45分頃。目当てのものは決まっていたので、とにかく
工具コーナーへ走った。1200mmのハタガネ、そし
てこの日の購入はナント35、000円のボール盤(固
定穴開けドリル)である。何せ普通のハンドドリルでさ
えも3万円近くするのに、これはスゴイ安さだ。もうひ
とつのポイントは顎の深さで、これが200mmある。
この深さであれば音道幅が360mmのセンター位置
(180mm)に穴が開けられるので、仕事に使用出来
るのだ。
 お店に在庫は無かったのだが、工場直送で2日後に
当方宅へ届いてしまった。この辺の対応の早さも対し
たもんである。

 実は今日の午後も行って来たのだが、長くなるので
また後日。

2001年
(平成13年)
10月2日(火)

商売の難しさ


 メールの返信を打っていたら、いつの間にか日付け
が変わっていた。

 私の父は以前(結婚前の若いころ)江ノ島のオジの
ところのパン屋さんで働いていたのだが、その時の苦
労が身に染みていたのか常々
『食べ物商売は大変だ。
  人の口に入る商売は大変だ。』
と語っていた。私が小さい頃からいつも語っていた。

 人間の舌というのは凄く敏感だから、少しの変化に
すぐ反応する。ナンダカンダ言っても人間はまずは
『食うこと』
が基本である。

 食べ物商売でプロとしてのひとつの基準は
『いかにして味を一定に保てるか?』
にあると思う。美味しくてなおかつそのレベルを一定
に保つには、大変な努力がいる。

 昨夜12chの『愛の貧乏脱出大作戦』のスペシャ
ルを後半だけ見たが、いつも感じるのは修行直後は
良くても時間が経つとだらけて元に戻ってしまう人が
いることだ。日々のモチベーションが持続しないのだ。
基本的に皆個人事業だから、このモチベーションの維
持は大変なことなのである。強制力が無いから、自分
に甘いと一気にだらける。そして食べ物商売だと、そ
の甘さが味に出てお客に一気にバレる。

 ここ佐野はラーメンの激戦区で、ラーメンに関して
は相当に皆キビシイ。そして製麺所でもスーパーなど
にスープをつけて生ラーメンを出している。これが
非常に美味いのだ。製麺所もいくつかあるので、その
中で自分の好みのものを選べば良い。
 下手にお店で食べるよりも、こういうものを利用し
て自分で作ってしまった方が美味かったりするのだ。

 そんな中でお客さんに足を運んでもらって、お金を
払っていただくためには、日頃のたゆまぬ努力が必要
なのは明白である。努力をしなければ、お金の苦労を
することになり、胃の痛い思いをして眠れぬ日を送る
ことになる。

 何がツライって資金繰りの苦労ほどツライものは
無い。