・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

2001年11月のページ

2001年
(平成13年)
11月10日(土)

とちぎ産業フェア2001


 出会い系サイトの紹介メールを筆頭に、知らない人
からのメールは余り有益でないことが多いのだが、中
には非常に重要な情報のメールもある。

 このとちぎ産業フェアのことは全く知らなかったのだ
が、栃木県産業振興センターから案内のメールをいた
だいた。ナゼに私がいただいたのか分からないのだが、
カネコ木工HPか栃木県ボート協会HPのどちらかをご
覧になられたのだろうと思う。IT関連の紹介事項が記
載されていたが、その中に9日(金)に

『IT化は重要だが、焦る必要はない』

とのテーマで潟uレイン・ワークス代表取締役の近藤
昇氏の講演が10時30分〜12時の予定で開かれる
との知らせがあり、事前申し込みが必要とのことで、
FAXで申し込んだ上で昨日聞いて来た。

 マイクロソフトのパワーポイントと液晶プロジェクター
を使用しての講演は、無駄な話も無く非常に分かり易
かった。中小企業がIT化に取り組む際の失敗例等も
実例を交えての話だったので非常に説得力があった。
あっという間の1時間30分であった。詳細に書き出す
とキリが無いので、興味を持たれた方は潟uレイン・ワ
ークスのHP http://www.bwg.co.jp/ をご覧いただ
きたい。



2001年
(平成13年)
11月9日(金)

右利き文化


 この世の中のものは、全てと言ってイイほどに『右
利き』の人のために作られている。まず基本的なもの
として、『文字』。左から書き出されるが、これは右利
きの人には自然であるが、左利きの人にとっては非
常に書きづらい。・・・見ているだけでも書きづらそうな
ので、当人にとっては相当に書きづらいに違いない。

 あと分かり易いのは開きのドアーの取っ手位置。こ
れはまず間違い無く右側についているハズだ。これは
右利きの人間にとっては自然であるが、左利きの人に
とっては相当に使いづらいに違い無い。

 Windowsの場合、まず『スタート』ボタンから始ま
ることが原則。95&98&Me等ではデスク・トップに
アイコンがずらっと並ぶが、今度のXPではこれが徹
底されていてデスクトップに何も並ばない。デフォルト
(初期設定)では本当に画面はまっさらで、

「まずは『スタートボタン』」

ということらしい。しかしこのスタートボタンは、雑誌
を見る限り相変わらず左下である。右利きの人間が
マウスを持つと、自然とポインタは画面右に位置して
いることに気付く。・・・多分私だけでは無いと思う。
マイクロソフトの開発者は全て左利き?とも思ったが、
多分Windowsの画面設計の基本になっているのだ
と思う。画面サイズの違いを吸収する違いもあるの
かとも思ったが、開発者の意図ばかりはどうしようも
無い。

 先日思い立ってアイコンをマニュアルで移動した。
最も良く使うソフトを画面右から並べ、普段余り使わ
ないソフトは画面左。画面真ん中はマウス・カーソル
の休む位置なので空白にしておく。そして『ごみ箱』
は画面中央下。

 これでしばらく使ってみたが、非常に使い易い。左
利きの人は逆にすればいいと思うが、身近なところか
ら投資無しで仕事の効率化というものは出来るもので
ある。


2001年
(平成13年)
11月8日(木)

柳沢選手


 昨夜のサッカー日本代表対イタリア代表は、1−1
という同点引き分けの快挙であった。しかもこの1点
を先制したのは日本なのだから、これはもうトンデモ
ナイ事である。私は余りサッカーは詳しく無いが、イ
タリアと言えば世界トップクラスのタレント集団、遠い
昔の試合で8-0とかいうボロボロのスコアで負けて
いたらしい。

 イタリアがまだ来日間もなくて時差ボケだったとか、
選手に疲労がたまっていたとか、言い訳をすればいく
らでもあるだろうが、とにかく凄いことだ。スポーツニュ
ースでちょっと見ただけだが、この試合FWの柳沢選
手の活躍が光った。先制の1点はこの柳沢選手が
上げたものであるし、試合全般を通しても動きが良か
ったようだ。

 柳沢選手はトルシエ監督が就任した当初は日本代
表入りしていたが、

『ゴールへの執念が足りない』

との理由で代表から外された。自分でシュートすべき
場面でも、味方選手にパスしてしまったりでチャンス
を逃していた。サッカー素人の私が見ても分かった。
 更にこの頃に外国での女性交際のことも写真週刊誌
でスクープされてしまい、本当にこの頃の柳沢選手は
身も心もズタボロであったろうと思う。

 しかし彼は腐らずに、Jリーグでがんばった。確か
所属チームは鹿島アントラーズだったと思うが、やが
て果敢にゴールを狙う積極的な姿勢が見られるように
なった。そしてまた日本代表になり、昨夜の活躍に繋
がった。

 かつてはボート競技も、モントリオール・オリンピッ
クのエイトでは審判艇(モーターボート)にも抜かれて
しまうという屈辱を味わい、世界から笑い者にされて
しまった。・・・実際、カナダでの風刺4コマ漫画で笑
われた。
 しかし昨年の世界選手権で男子軽量級舵手無しク
オドルプル(4人漕ぎ)で、イタリアを抑えて優勝!。
続くシドニー・オリンピックでは男子軽量級ダブル・ス
カル(武田・長谷組)が初の決勝進出・6位入賞!。今
年の世界選手権でも男子軽量級舵手無しクオドルプ
ル(4人漕ぎ)で銅メダル(3位)獲得、男子軽量級ダブ
ルスカルで5位入賞と、確実に世界のトップ・レベル
で争うことが出来るようになった。

 何だかサッカーのW杯に似ているが、ボートも世界
選手権が日本(岐阜県・長良川)で開かれることが決
定した。やはりどんな事でも真価が問われるのは、

『苦しい状況をいかにして耐え凌ぐか?』

だろうと思う。

 実際、現在の不況については私も不安でタマラナイ
のが事実だが、昨日の日本テレビ『おもいっきりテレビ』
(ウチは母親が毎日見ている。全然実践していないけど)
によると、この不安な気持ちというのは記憶を司るナント
カ細胞というのを死滅させてしまい、非常にヨクナイのだ
そうだ。

 『今 自分は幸せである。』

と思い込む事が、頭にも体にもイイのだそうである。


2001年
(平成13年)
11月7日(水)

ミーシャ


 ナンダか私はこの人のアルバムは全て持っている
ような気がする。発売日にちょうどレンタル・ショップで
出食わして、

『買ってくれ〜!!』

って感じで、でで〜んと店頭に並んでいるから、

『そんじゃ買ったろうか!!』

ってな感じで買って来てしまうのだが(私は単なるア
ホです)、普段聴くCDのアルバムリストには並んで
いない。


 ナゼかというと録音が派手なのである。もっとハッ
キリ言うとドラムがヤカマシ過ぎる。日本のポップス
の典型である。歌唱力の無い歌手の下手さをカバー
するためのアレンジならともかく、ミーシャほどの歌
唱力があるのならもっとバックの音を控え目にして、
ボーカルを引き出すような自然なアレンジをした方が
いいと思うのだが。

 どうにも国内ポップスは、冒頭から終わりまでドラ
ムが同じ音量で鳴りっぱなしになってしまうのだ。だ
からボーカルを消してしまうのである。・・・多分ラジ
カセやヘッドフォンステレオだとバランスがいいので
あろう。

 こんな点からも聴くのは洋楽ポップスになってしま
う。それもやはり女性ボーカル。国内だとイマージュ
辺りに入っている、ボーカルの無い楽曲の方が録音
がいいように思う。

 夜中テレビの音楽番組をBGMにしていたら、急に
こんな愚痴を書きたくなってしまった。


2001年
(平成13年)
11月6日(火)

ゲーム業界


 以前はテレビ・ゲームは子供の遊びであったが、
最近は大人もハマるようである。・・・まあハードと
ソフトの値段からして、子供のお小遣いで購入出
来るものでは無いが。

 どうもこの業界は
『一強多弱』
のようで、以前は任天堂、最近ではソニーのプレイ
ステーション(以後PS)が主役のようだ。PSの場合
はそのハードの優秀さもさることながら、積極的に
ソフトメーカーを育てたことの功績が大きいと思う。
・・・ビデオでのベータマクスの敗北の教訓が活か
されているに違い無い。

 最近のゲームソフトは映画製作よりもお金がかか
るのだそうだ。一説によると何十億とも何百億とも
言われているが、ハードの進化に合わせてソフトも
どんどんと複雑になる。といってその手間を簡単に
単価に上乗せしたらすぐにユーザーが逃げてしまう
から、販売数量が出ないことには利益が確保出来な
いであろう。

 あの帝国・マイクロソフトが『X-BOX』なるハードを
出して来るが、また熾烈な競争になるに違い無い。

 最近CMで流されているPS用ソフト『シーマン』。
不気味な人面魚であるが、

『お前らサラリーマンはコロコロ転職出来ていいよな。
 俺なんかPS2来るのに何年かかったと思ってんだ。』

この毒舌は様々な苦悩を代弁しているように思う。


2001年
(平成13年)
11月5日(月)

プロ野球問題


 日本のプロ野球の人気低迷が深刻化しているようだ。
巨人戦のテレビ中継は軒並み20パーセントを下回って
いたようであるし、日本シリーズもイマイチ盛り上がりに
欠けていたように思う。

 イチローや佐々木などの大物選手がメジャーへ行っ
てしまったせいとの説もあるが、しかしBSでのテレビ
中継時間は重ならない。やはり日本のプロ野球その
ものに魅力が無くなっているのは事実と思う。個人的
には(以前も書いたが)、
『お客を呼べる』
華のあるスター選手がいなくなってしまったのが、大
きな原因と思う。

 ナベツネさんの発言と行動は、いつもG軍が有利に
なるような方向にばかり持っていくように感じられ、
独善的としか思えなかったのだが、昨日のテレビでの
録画中継は違った。まずG軍のテレビ中継を年間5試
合だけだがNHKに譲渡するという。・・・僅か5試合と
は言え、大きな前進と思う。今後徐々にこの試合数が
増えていけばいいのではないか?

 そして人気低迷の大きな要因を
『試合時間が長過ぎる。』
とバッサリ。これには本当に心から同感。これ故にテレ
ビの生中継が試合終了まで収まらない。大事な8回・
9回が見られなくなってしまう。とは言ってもテレビ局
でも夜9時代のドラマは、視聴率の最も稼げるゴール
デンタイムだろうから、むやみに野球の放送延長も出
来ぬだろう。
『テレビの放映時間を延ばす』
ことよりも、試合時間の短縮の方が先決のハズである。

 個人的には人間の集中力が持続する時間は、2時間
が限界と思う。映画なんかでも3時間になると非常に長
く感じる。だから野球も6時に始まったら8時に終わるの
が理想的だ。長くてギリギリ8時30分。これだったら夜
9時までのテレビ中継にぴったり収まる。これを実現し
ていたのが現在解説者の江川卓投手の試合であった。
・・・ナイターの夜間照明が早く消せたので、随分と省エ
ネルギーに貢献していたとの話である。

 ナベツネさんが言っていたように、これが終了が10時
30分にもなってしまって、試合が4時間30分も続いたら
それはまさしく『拷問』である。

 サインの交換時間を短くする、選手の交代時間を短く
する、といった簡単なことから始めれば、十分に可能な
ハズだ。


2001年
(平成13年)
11月4日(日)

ほんまもん その2


 この番組の音楽担当は千住明さん、バイオリン演奏
は妹の真理子さんである。

 先日のNHK午後の番組にごきょうだいで出演されて
いた(明さんがメイン)が、その言動はまさしく育ちの良
さを思わせるもの。ちなみにお父様が理系大学の教授、
お兄さんが画家という、極めつきの芸術一家である。
やはりこういう芸術の才能というものは、遺伝によると
ころが大きいのであろう。

 受け継ぐべきDNAとそうでないDNAとを、生まれる
時に選択出来ればいいと思うのだが。・・・まあ世の中
そんなに上手くは行かないナ。

 私の兄は東京でデザインの仕事をしているが、小学
校の頃から毎日絵ばかり書いていた。弟の私から見て
も、やはり元々センスがあったと思う。私も中学校の頃
には
「カー・デザイナーになりたい」
などと思って毎日車の絵ばかり書いていたが、自分に
はセンスが無いことを卒業の頃に痛感した。よってその
道はとっとと諦めた。

 自分の性格の向き・不向き、得意・不得意は早くに
把握しておくべきだと思うのだが、トンデモナイ勘違
いをしている人間が身近にいるので、これは困り者で
ある。


2001年
(平成13年)
11月3日(土)

ほんまもん


 『ちゅらさん』に続いて、またまた毎日見てしまっ
ている。『ちゅらさん』が好評過ぎただけに、さぞか
しNHKとしてもやりづらかったであろうと思う。

 『ちゅらさん』が皆で明るく元気だったのに対して、
『ほんまもん』は明るさと落ち着きが同居している。

 主人公の池脇千鶴の演技がとても明るく上手で
ある。くじけずに目標に向かっていく姿勢はこのシ
リーズ共通であるが、野際陽子の解説とドラマの
中での僧としての教えは、胸にじんと来るものが
ある。


2001年
(平成13年)
11月2日(金)

どまんなか?
たぬま



 昨日お昼近くになったやたらとドカン!ドカン!と
でかい音が聞こえる。

『ナンダ? 

 ついにココ田沼でもテロの攻撃が始まったか?
 (そんな重要な地域かな?)

 火事になったら消防団出動だ!

 アルカイダと対決か?
 (オサマ・ビン・ラディンに会えるかな?)』

などと訳ワカランこと考えて身構えていたら、ふと気
が着いた。11月1日午前11時『道の駅』がオープン
なのである。私の家のすぐそば、「小見」 の信号機
に隣接している場所だ。オープン時間に花火を打ち上
げていたのだ。・・・時期が時期なのだから、もうちと
考えて欲しいものだが。

 まあこの『道の駅』は、関東横断高速道路のインタ
ーが出来るので、それを見越してのことらしい。

 私は面倒なのでついつい「佐野出身です」と言ってし
まうのだが、正確に言うと田沼である。そして冒頭の
「どまんなか」であるが、ナンダか本州(北海道-沖縄)
の中心位置が田沼町の野上という地区になるかららし
い。『だから何なの?』という気がしないでも無いのだ
が、ざっと挙げると

足利市:文化と伝統の町      
    (日本最古の学校である足利学校がある)

葛生町:葛生原人の町
    (これチト最近になって推定年代が怪しくな
     ってきた)

佐野市:ラーメンと厄除け大師の町

と近隣の市&町がアピール・メッセージを持ってい
たのに対して、今まで何も無かったのだから、何で
もいいからアピールすることは大事である。

 また人口とかの変動するものとは違って、(日本の
領土が拡大するはずも無いので)こういう地理的なも
のはずっとアピール出来るから安心なハズだ。

 個人的には、関東横断高速道路の開通が待たれる。
南北に関しては東北道路・佐野インターがあったので
早かったが、東西も早くなるとこの辺の地域が一気に
物流の拠点になる可能性もある。



2001年
(平成13年)
11月1日(木)

BGM

 
 最近はJ-WAVEと洋楽CDを半々くらいな感じで
工場で鳴らしているが、夜はテレビがBGMになって
いる。機械が動いてしまうと全然聞えない(携帯の呼
び出しも聞えない)のだが、とにかく私の場合は何か
音が出ていないとダメである。

 そんでもってBGMは凄く難しいなあ、と思う。私の
場合はあんまりヤカマシくてもダメ(気が散る)だし、
あんまり静かでもダメ(しんみりしてしまい、仕事の
ペースが落ちる)である。癒し系で言えば「イマージュ」
はいいのだが、「フィール」では静か過ぎる、といった
具合だ。

 程良いリズムでしかもやかましくない、といったとこ
ろでやっぱり私の場合は洋楽CDのそれも女性ボーカ
ル系統、そしてFMではそれ中心のJ-WAVEというこ
とになる。女子マラソンの高橋尚子選手がシドニー・オ
リンピックのスタート前に「Hitomi」さんのCDを
聞いていたことは有名になったが、確かにあの曲は気
分が高揚して来そうである。・・・仕事のBGMとしては
チト激し過ぎる気がするが。

 お店についても同様で、顕著なものはレンタルショッ
プであろうが、私の良く行くB書店は結構静かな曲が
BGMとしてかけられており、一方のF書店は国内ポッ
プスがかなりヤカマシイ音量でかけられている。当然、
ゆっくり見れるのは前者のB書店である。

 『作りはいいのに、BGMが悪くてイマイチ落ち着け
ない。』
というお店は多い。・・・もちろん逆もあるが。
 雰囲気作りのために内装に凝るのも大切だが、それ
と同じくらいにBGMの選択も重要だと思う。また時間
帯によって選ぶ曲も変えた方がいいような気がする。
 例えば平日の朝なんかは
『さあこれから仕事だ!』
という時間だから、やや気分を高揚させるような曲、逆
に平日の夜なんかは
『お仕事お疲れ様でした。』
という時間には、気分をしっとりさせるような落ち着いた
曲を選ぶ、といった具合にである。

 まあ商売はそんな簡単に行くものでは無いが、とにか
くこの厳しい現代においては、他人のやらないこと、そ
して他とは違う角度からのアプローチを検討せねば、生
き残って行けないと思う。

 日本を代表する世界的な家電企業がこれだけの赤字
に陥ろうとは、一体 誰が予想したであろうか?