・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

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2002年
(平成14年)
1月31日(木)

屋根塗装

 
 工場の東側は後から増築したものである。私のオヤジ
は作業場としての使用を想定していたのか、屋根に素通
しのアクリルトタンを部分的に使用してある。これは暗く
なりがちな工場で、昼間太陽の光が差し込むと明るくて
イイのだが、製品に太陽が直接当たってしまうとマズイ。
扉の反りの原因となるし、またラワン合板なんかは変色
してしまう。

 今までは余り製品を置いていなかった。下駄箱なんか
はパーツで置いておいて、出荷要請があった時に組み立
てて出荷していたのだが、急な出荷の際に間に合わなく
なりそうになって肝を冷やしたことが何度もあった。

 年が明けて方針転換、パーツでは置かずに完全に製品
として組み上げてしまうことにした。気持ち的に安心であ
るし、また仕事的にもパーツの出し入れや道具の準備な
どの無駄な時間が無くなる。そのためには場所の確保が
必要なのだが、仕事の合間を見て掃除と片付けを行って
ようやく東側が倉庫として機能するようになった。

 こうなると素通しのアクリルトタンは非常にマズイ。さて
どうやって塞ぐか、と考えた時に結局のところ、屋根に登
ってペンキを塗りたくるしかないという結論に落ち着いた。

 高所恐怖症というほどでも無いが、やはり屋根の上な
んかは登りたくない。でも仕事だから仕方無いので、ど
うやって登るかいろいろ思案していたが、隣の事務所の
プレハブからだと容易に登れることに気付いた。

 仕事の合間を見てお昼近くの陽の強い時間に登ってい
るのだが、上から見ると隙間無く塗れているように見え
ても、工場の中から見上げるとアチコチに塗り残しの場
所があって光が見える。1回や2回くらい塗ったのでは
ダメで、多分5回くらい塗らないと完全に光を塞ぐことは
出来ないように思う。

 あんまり根詰めて一気にやれる作業でもないので、天
気のいい日に屋根に登っている。いつも工場の中なので、
ちょっとした気分転換にはイイ。・・・のだが、寒風がモロ
に吹き付けるのでトッテモ寒い。

 だんだん日が伸びて来たのはトッテモいいこと。これで
暖かくなってきてくれれば、嬉しい。・・・のだが、その頃
には消防団の朝練習が始まる。


2002年
(平成14年)
1月30日(水)

プロジェクトX
東京タワー



 桐生五郎さんは有名人である。私は何かの本、確か
『世界のこんなトンデモナイ人』
のようなタイトルの本でこの方を知った。それによると、

「東京タワー建設中に見合いをした女性にひと目惚れし、
 東京タワー建設最終日の翌日に祝言を挙げた鳶職人。」

と。

 プロジェクトXの東京タワーの話は本で読んでいたが、
昨夜アンコール放送がなされた(よって久保純アナ!)。
そして久々に感動した。やっぱり当時の時代背景を交
えた生の声は説得力が違う。

 当時世界最高の333mの高さの鉄塔:東京タワー。
大型クレーンの無い時代、その建設が手作業というこ
とに驚かされた。何せパーツの引き上げがウィンチな
のである。そして手作業による連携プレーにも、これま
た驚かされた。

 途中、鳶職人の転落死亡事故が起こる。秒速15m
を超える突風、まさに生命をかけた戦いによって、東
京タワーは完成したのだ。現在私達が自宅で寝そべり
ながらテレビが見れるのも、当時の人たちの戦いのお
かげなのだ。

 番組最後の桐生五郎さんの言葉。
「やり遂げられた秘訣は何ですか?」 の問いに、

『仕事への愛ですね。』

こんな素晴らしい言葉を語れる人が、世の中にどれほ
どいるだろうか?


2002年
(平成14年)
1月29日(火)

慣 れ


 先日久々にDVDを見た。今話題の『ハムナプトラ
2』であるが、作品の評価はさておき、以前は気にな
らなかったテレビ用スピーカーの音が気になった。ど
うにも透明感、迫力、キレが不足している。・・・のだ
が、すぐに分かったのは最近はD-37Kばかり聴い
ていたことである。

 大して鳴らしていないのだが、それでもエージング
の効果はあるようで、中高域のキレが出て来た。トゥ
イーターの追加は非常に効果的で、ハイエンドの伸び
だけでなく全体の透明感向上に非常に効果がある。
低域も始めは締まりが無くてブーミー、ケーブル交換
でチト締まり過ぎかと思ったが、最近は段々と量感が
出て来たようだ。かなり理想の方向に向かって良くな
っていることは確かである。

 耳がいつも聴いているD-37Kに慣れてしまって
いるのだ。この音が当然という感じになってしまって
いるので、それ以下の音を聴いた時にアレ?と思う。
・・・まあユニットの値段、キャビの構造&値段を考
慮したら、比べるのがかわいそうではある。ただ
やはりテレビ用のスピーカーもバックロードにした
いと思っている。

 オーディオに限らず、人間はあるレベルに慣れてし
まうとそれ以下に落とすのは非常に困難になる。我
慢すればいいのだろうが、かなりの苦痛だ。やはり
レベル向上しないと気が済まない。人間はワガママ
な生き物だ(オレだけ?)。

 自動車の買い替えも常にこの『アップグレード』の
方向で引っ張っていて、その代表的なメッセージが
『いつかはクラウン』。・・・現在は『いつかはセルシ
オ』かな?

 景気が悪いとは言うが、バブル時代の華美な生活
に慣れてしまった日本人が、元のレベルに戻ってい
るだけと解釈した方がいいのかもしれない。


2002年
(平成14年)
1月28日(月)

オーディオの未来


 昨日の続きになるが、CD(コンパクトディスク)が出た
時に多くのオーディオ評論家が

『さすがCDは凄い!』

と絶賛しまくった中で、故・長岡鉄男先生だけは

『まだまだCDはAD(アナログレコード)に及ばない。
 しかし徐々にCDは普及し、ある時雪崩を打ってAD
 を逆転するであろう。』

と予測した。・・・実際この通りになった。

 そしてCDとADを比較した評論で、やはり故・長岡
鉄男先生は

『最高のADは最高のCDを上回る。・・・しかしその
 ためには、CDよりも遥かに高いコストを投入せねば
 ならない。 
 しかし最低のCDは最低のADを上回る。これもまた
 事実である。』

 要するにCDの方が手軽に高音質を出せるということ
で、これもまた事実だと思う。

 『最高のAD』:実は私は長岡先生の方舟で聴く機会
に恵まれたのだ。FMfan誌のダイナミックテストでの、
アナログプレイヤーのテストだったのだが、せっかくだ
から、ということで方舟リファレンスに電源が投入され
た。プレイヤーは長岡先生手作りのもので、プリアン
プは確かアキュフェーズの100万円を超えるものだっ
たか。かけたディスクは「フラメンコフィーバー」。ダイレ
クト・カッティングの限定盤である。

 音が出た瞬間、その場にいた全員が凍りついたようだ
った。モノスゴイ切れ味の、ハイスピード極まりない音。
方舟でまさしく本物が踊っているかのような、極めつけ
のリアルさであった。・・・今でも私の耳に残っている。

 CDがこれだけ普及しても、ADは残っている。やはり
趣味の世界だと思う。これから推測するに、DVDオー
ディオやSACDが出てきてはいるが、やはりCDは残
るのではないかと思う。書き込み可能なDVDも出ては
いるが、やはりCDは個人でも書き込み可能でディスク
媒体も安価である。

 もうひとつ、書き込み型DVDの規格乱立はどうにか
してもらいたい。オーディオ用で2つ、パソコン用で3
つもあると、何が何だかワカラナイ。


2002年
(平成14年)
1月27日(日)

マルチchオーディオ


 AVのサラウンドやDVDオーディオ&SACDマルチと、
スピーカーを5〜6本使用するシステムが提案されて来
ている。

 私が非常に疑問に思うのは、果たしてこれが主流にな
るのだろうか?ということである。まず第一にスペースフ
ァクターの問題で、スピーカーを5本も6本も置くスペース
があるだろうか?2本を置くのに苦労しているのに、その
倍以上のスペースが必要になる。当然のごとくトールボ
ーイスピーカーでなければ無理ではあるが。

 モバイルオーディオはどんどん小さくなる一方。ウォー
クマンから現在はMDウォークマンが主流。そして今後
はメモリースティック・ウォークマンが主流になるであろ
う。楽曲がネット配信されれば、簡単にPCからメモリー
スティックにコピー出来る。もうディスクの媒体とかも不
要になる。若者のスタイルもこの方向で、じっと構えて
音楽を聴くようなことはせず、動きながら常にヘッドフォ
ンで聴いているのだ。

 もうひとつの問題。評論家が記事に書く際のシステム
が、現実とは乖離し過ぎている。必ずどこかのメーカー
の試聴システムを使用するだろうから、こういう場合の
機器の総額は場合によっては1000万円!にも達する
ハイエンド機器ばかりである。そして頑丈な床と壁とい
う理想的な環境が備えてある。セッティングも

・スピーカーの完全円周配置
・センターポジション

という理想を満たしたものだ。ハッキリ言ってこれは一
般ユーザーでは到底実現不可能なものである。


 評論家はそういう現実離れしたシステムで試聴して、

『これはスゴイ!
  さすが新規格は違う!』

と絶賛する。そういう記事を読んだ一般ユーザーが、そ
れじゃ自分も!と導入すると、実際にはその新規格の
真価が全く発揮されずに終わってしまうことになり、

『ナンダこりゃ?』

ということになりかねない。


 常に新しい規格を提案して、評論家がそれを絶賛する。
どうにもメーカー側、業界側の売らんがための心理が優
先されているような気がしてならない。

 昨年のオーディオEXPOで私も某社のSACDマルチ
を聴いたのだが、どこがいいのか全く分からなかった。
スピーカーが良くなかったせいかとも思っていたのだが、
伝え聴くところによると完全センター位置で聴かないと
ダメなのだそうだ。それも僅かでも首を動かすと音質も
音場も激変してしまうのだそうで、ずっと静止して礼儀
正しく聴かなければならないのだそうだ。

 ハッキリ言ってこれも不可能である。


2002年
(平成14年)
1月26日(土)

中国進出


 今日はトッテモ寒い。今朝(8時頃)事務所へ入った
ら、ファンヒーターの温度表示は0℃であり、机の時計
の温度表示は−1.5℃であった。天気予報では夕方
から雪らしい。マジで降りそうだ。



 先日取り引き先のF課長がひょっこりやって来た。

『今度中国行くんだよ』

と言うので、てっきり旅行か買い付けかと思ったら、
ナント現地法人を作って中国でモノを売るだという。
私の第一声、

『そりゃ〜、大変だあ〜!!』

 何せ中国人はズルイので有名。やはり予想通りで、
契約書なんてあって無きが如しだという。もちろん口
約束なんてなおさらである。だから現地で商売をやる
なんてのは、トンデモナク大変なことなのである。・・
・まあそれを分かっていても皆進出するのだから、勝
算があるのか?

 メディアではユニクロとかの勝ち組みばかりが報道
されているが、失敗している企業も相当多いハズだ。
私の経験から行くと成功事例よりも失敗事例の方が
勉強になることが多いので、そちらも報道してもらい
たいと思う。

『ナンデこの年齢で中国行かにゃならんのかな?』

 F課長の年齢は50歳になるが、単身での中国への
赴任になるらしい。現地で2人の人間を雇うというが、
当面 現地での移動はタクシーを利用するという。今 
必死で中国語を勉強しているのだという。ホントに企
業というのも大変だと思う。


 しかしさらにタマゲタのは現地法人を作る金額。有
限公司(日本だと有限会社に相当するのかな?)を設
立するだけで、26万米ドルもかかるという。1ドル=
100円で計算したとしても、2600万円!!である。
こりゃバカ高い。確か日本では株式会社設立で
1000万円、有限会社設立で300万円だったと記憶
しているが、物価の高い日本よりも更に高い。

 ホントに中国ボロ儲け!。設立された会社が利益を
出そうが出すまいが、関係無し。法人を設立さえして
くれれば、政府にはガッポリと設立資金が入るのだ。
だから外国企業に対して

『いらっしゃい!』

と手招きしているのである。

 何事も挑戦しなければ何も生まれないが、しかし投
資の金額と労力とのバランスで、その決断は非常に難
しいと思う。


2002年
(平成14年)
1月25日(金)

新しい携帯
auのC5001T(東芝)
その2



 実は先日C5001Tのことをアップした直後に、バグ
が発覚した。Eメール作成のところの宛先選択でアド
レス帳が開かないというものだ。すぐにauに連絡した
ら、店員のFさんも同じ症状と言うことで話が早く、すぐ
に新品交換の処置をとってくれたのだが、他のお客さ
んからは同様な報告は無いという。ワシだけ?

 それはともかくC5001Tは人気があるらしく、特に
シルバー色が人気という。実にイイコトだ。

 使用その後の実感だが、機能的なものは別にして持
った感じが手によくフィットする。ナゼかな?と思ってい
たのだが、そのボディ形状によるものだと分かった。
C5001Tはボディ前後端が絞り込まれているのだが、
購入する前はシャープなデザインを演出するためだと
思っていた。しかしそれは間違いでこの形状のおかげ
で手にした時にちょうどうまく指がメインキーに届くので
ある。手がC5001Tに慣れてしまったら他の携帯が
どうもダメで、それまで結構持ちやすいと思っていたド
コモN502iが持ちづらく感じた。

 機能とか数値には表れないところだが、こういう細か
いところが操作していく上では非常に効いてくる。


2002年
(平成14年)
1月24日(木)

WRC開幕

 
 2002年のWRC(世界ラリー選手権)がいよいよ
開幕した。初戦はモンテカルロ・ラリーである。F-1
と違ってこの世界はほとんどオフ・シーズン無しに近
い。従ってF-1はオフ・シーズンの間に新レギュレ
ーションに合わせた車作りが出来るが、WRCの場
合は常に実戦で車作りしていかねばならない。

 今年の注目は何と言っても昨年のワールドチャンピ
オンであるR・バーンズがスバルからプジョーへ移籍
したこと。そして『三菱の顔』とも言えたT・マキネンが
スバルへ移籍して来たことである。

 スバルから去っていったR・バーンズはいいとして、
注目はスバルへやって来たT・マキネン。移籍の理
由は、

『新天地で挑戦してみたくなった』

という。また昨シーズン中に極秘でスバルのインプレ
ッサをテストしたマキネンは、

『私は初めてマシンに乗った!
 私が今まで乗っていたのは〇〇〇だった・・・』

とのインプレッサ絶賛のコメント(非公式)を漏らして、
スバルへの移籍を決断したと言われている。まあ推
測ではあるがM社のラリーマシンの電子制御は、あ
る人には戦力になり、ある人には邪魔になると思うが
・・・。

 スバル・インプレッサWRCはM社のような電子制御
は行っていないが、水平対向4気筒縦置きエンジン+シ
ンメトリー4WDによって、車両重量バランスが大変に
良い。そしてこれはジャンプして着地の際に、非常に安
定した姿勢をとることが出来るのだそうである。

 さてさて注目移籍第一戦、スバルのマキネンが2位、
プジョーのバーンズが8位で、これはもうマキネンの完
勝!。優勝したシトロエンのローブがペナルティの可能
性があり、今後の審議によってはマキネンが優勝の可
能性がある。

 そしてスバルはソルバーグも6位入賞し、初戦でメー
カータイトルトップに立つという、最高のスタートを切った。
昨年は新型インプレッサの投入で前半大きく出遅れたこ
とを考慮すると(それでもR・バーンズが後半盛り返して
ドライバーズタイトルを獲得)、今年はドライバー&メー
カーの2冠獲得の可能性が大いにある。

 ちなみにマキネンはスバルの体制を
『戦うプロの集団』
と高く評価している。とにかく今シーズンが楽しみだ。


2002年
(平成14年)
1月23日(水)

個人リンクページ


 始めはこのページは公開する予定は無く、自分個人
専用に使用するつもりでいたのだが、某後輩が教えて
くれとうるさいので公開することにした。・・・マア、プラ
イバシーに関わるHPはまた別のところに作れば良い。

 ナゼにこのページを作ろうと思ったかというと、今ま
では普通にIEの『お気に入り』にドカドカと登録してい
たのだが、これだと環境設定の度にやり直さねばな
らない。ディスクトップのHD故障で2度やり直している
し、今回購入したノートPCでまたやるのも非常に面倒
である。

 今まではゆっくりとHPを見てる余裕など無かったの
だが、今回ケーブルTVのインターネットを導入したの
で、ゆっくりとネット閲覧出来る。そんな時にちょうど雑
誌のYahoo!ジャパンで優秀HP特集をやっていたの
で購入した。どうせHPを一度手入力しなければならな
いのなら、ページで作ってしまった方が遥かに良い。

 という訳で作り始めて、IEのプロパティを変えてこの
ページが最初に開くようにした。いろいろと迷っても、
キーボードの『ホーム』ボタンで一発でこのページに戻
る。とっても便利である。

 なお私の兄のデザイン会社のHPも義理で載せてお
いたのだが、どうにも工事中のページが多い。・・・の
だが会社はちゃんと東京に実在していて、ちゃんと仕
事もしている。・・・ハズである。
 私の好きな相田みつをさんの美術館のHPは事前に
リンク確認が必要のことで、メールを出しておいた。
マア、goo で検索をかければ、最初には出て来るが。


2002年
(平成14年)
1月22日(火)

かねごん的省エネ考


 ウチの工場の暖房器具は小さな石油ストーブひと
つである。大型の石油ストーブがあるにはあるのだ
が、昨年に修理した後に倉庫にしまってしまったら、
出すのが億劫になってしまった。

 現用のストーブは作業台のそばにあるのだが、安
物(確か5000円くらい)の石油ストーブ。モチロン、
全方向へ温風を飛ばすファンなどとという高級なもの
はついていない。だから真正面を外れると、トッテモ
寒い。

 しゃあないなあ、とは思いつつもちょこまかと向きを
変えていたのだが、ある日キャスターをつけてやれば?
と考えた。もちろんストーブそのものにキャスターをつ
けるのは無理だから、ラワン合板をカットしてキャスタ
ーをつけて台にし、その上にストーブを乗っけるだけで
ある。

 使って見ると実に快調。石油ストーブは電源コードが
無いのでどこでも動き回れる。床がふかふかの厚手の
ジュウタンなんかだと動かすのに難儀であるが、硬い
コンクリートや木の床だったらスイスイ動く。作業する私
のそばに引っ張ってきて置いておくだけ。

 これで分かったのは人間というのは下半身の後ろ側、
主に脚の裏とふくらはぎが少しでも暖められれば、それ
で十分だということである。『頭寒足熱』の通り、上半
身は暖める必要は無いのである。こう考えると部屋全
体を暖める必要は無いと気付いた。

 さっそく部屋に置くファンヒーターと、事務所に置くフ
ァンヒーターにも台をつけた。火傷しない程度までに
体へ近付けて使用している。設定温度は以前よりも2
℃くらいは低くて済む。


 ↑ちなみにこれは事務所にあるファンヒーター。台は
ラワン合板。私の部屋のファンヒーターには見栄えを
考慮してフィンランドバーチ合板で台を作ったが、床が
少し厚めのジュータンのため、動かす時に注意しない
とズッコケル。


2002年
(平成14年)
1月21日(月)

ブレーキが効かない・・・


 ウチのフォークリフトのブレーキが壊れてしまってい
る。火事の後に中古で買ったものなのでアチコチが
ガタだらけであるが、ウチなんかでは丸1日動くもの
でもないので騙し騙しの使用である。まあよくある
ゴムパッキンの劣化でオイル漏れしているのである
が、昨年末に近くの自動車屋さんにオイル注入して
もらったのだが、それでもやっぱりブレーキが効かな
いのだ。

 それでどうしているかというと、今のところそのまん
ま使用している。人のいるところでは大変危険であ
るが、ウチの場合は我が家の敷地の中で私だけの
使用なので何とか対処している。どうしているかとい
うと単純な話で、まず余りアクセルを踏まない。一応
習性なのでブレーキは踏むが、効かないのは分かっ
ているのである程度でクラッチを切ってエンジンの回
転の伝達を止め、止まり加減を見てサイドブレーキを
引いてしまう。対処療法には違い無いのだが、考え
てみたら

余分なエネルギーの放出(アクセルの踏み過ぎ)

熱エネルギーへの変換(ブレーキの使用)

という行為が無いため、省エネにはいいかもしれない。
・・・どうもこじつけに近いナ。


 M社の自動車はクレーム隠しをして、その車はブレ
ーキが効かずに事故を起こした。なぜに裁判にならな
いのか不思議なくらいだが、その会社は海外メーカー
とくっついて相変わらず自動車を生産している。良識
を疑う。

 ハタチ前後の若者はどんどんブレーキが効かなくな
っており、元旦の暴走族の暴走と成人式の大暴れは
毎年の恒例行事になっている。実に情けない。

 エネルギーというのは、周囲へ迷惑をかけるために
発散するものでは無い。