・・・というよりカネゴンの独り言と愚痴のページ

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2002年
(平成14年)
2月20日(水)

プロジェクトX
日本初の風力発電


 映画『がんばっていきまっしょい』の中で、コーチ役の
中島朋子がナックル艇のコックス後ろに乗って指導す
る際に、

「水と喧嘩しちゃいかんよ!
 水と仲良くならにゃ、船は進まんのよ!」

と選手達に伝えた。ボートをやった人間が聞いても、
ナルホド!と思った言葉であった。

「その時その時の水の状況に合わせて
 漕ぎ方を変えねばならない」

とムズカシク表現するところを、実に分かりやすく伝え
ていたからだ。
 
 自然と喧嘩してはいけないのだ。

 昨夜のプロジェクトXは山形県・立川町における、日本
初の風力発電の試み。台風のごとき突風である『清川だ
し』によって長年悩まされて来たのだが、それを発想の
転換で、今までの敵を味方につけて風力発電を行おうと
いうのだ。

 何でもそうだが前例が無いものには皆及び腰になる。
成功が保証されていないものには、なかなか手を出さな
い。番組を見た限りではイチバンの強敵は保守的な国の
役人の姿勢ではなかったかと思う。

「前例が無い。
 だからやれない。」

これが国のコメント。

「前例が無い。
 だからやる!」

これは樋口廣太郎氏(元・アサヒビール社長)の本の
タイトル名である。

 
 それにしても昨日は関東地方では突風が吹き荒れた。
栃木県の日光市では風速30mに達したらしいが、我が
家でも外に置いていたロッカーが倒された上に、パレッ
トが吹き飛ばされて田んぼひとつ離れた工事現場まで行
ってしまった。

 やはり、自然と喧嘩してはいけない。

 それにしても突風の吹き荒れた日の夜に、この風力発
電の企画。NHKもなかなかやるニャ!


2002年
(平成14年)
2月19日(火)

日本酒の効能


 日本酒は「暖めて飲む酒」という、世界の中の酒でも
極めて稀なお酒だと思う。「体にイイ」とか漠然と知って
はいたのだが、日曜日の日本テレビの特命リサーチ
によると、ガン発生率の低下とか医学的な裏付けがな
されているのだという。

 ただ「過ぎたるはナントカ カントカ・・・」で やはり飲
み過ぎは良くないらしく(当たり前だが)、

『1日・1合半まで
  休肝日を週に2日作る』

のがイイのだそうだ。

 美味い日本酒はそのまま冷やで飲むのがイイのだが、
これは間違い無く飲み過ぎてしまう。さらさらと口当たり
がイイので、翌日頭痛ガンガンである。ちなみに先日ボ
ートの新年会では『八海山』を皆で飲み過ぎてしまった。
・・・けどやっぱり美味い酒であった。

 やっぱり安い酒をレンジでチンして熱燗にして飲むの
が、イチバン私の性に合っている。ジュース用のコップ
だとちょうど1合くらいになるので、これを電子レンジで
1分前後温めるとちょうどイイ。仕事を終えて風呂に入
る前にコップ一杯だけちょこっと飲む。程好い酔い気で
寝付きも良くなるようだ。

 ちなみに火事見舞いの時の日本酒は『白雪』。当方
工場の火災の時に初めて知ったのだが、火事の後に
たまに消防小屋に届いていたりする。


2002年
(平成14年)
2月18日(月)

ほめること


 『ほめる』で漢字変換すると『誉める』と『褒める』の
両方が出て来るのだが、国語辞典を引いてみたらど
っちでもいいらしい。意味は同じようだ。・・・であるの
で、以後は漢字が簡単な『誉める』を使用することに
する。
 
 先日のプロジェクトXの盲導犬に関して、
「誉めることは大切である」
などとエラソーなことを書いておきながら、私自身は
誉めるなんてことは滅多にしない。大体 言語にして
もEメールにしても出て来る言葉は、
「バカタレ!」
「オマエはアホじゃ!」
てなことばかりだ。私自身は常に正直にコメントして
いるつもりなのだが、周囲からは『口が悪い』と思わ
れているらしい。まあ商売柄お世辞にも人を誉めるな
んてことはしないし、第一 人と話していると仕事に
ならないので、元々の職人気質であろうと思う。


 大体私がPCでメールのチェックをするのは、工場か
ら引き上げて来て書類の雑用を終えた夜の10時過
ぎ。仕事終えてヘトヘトだとメール打つのも面倒なの
である。・・・仕事関係で重要なメールは工場に入る
前に朝打ってしまう。だから夜は大体が内容ゼロの下
らないメールばかり打っているのだが(たまに後輩か
ら苦情アリ)、最近はそれもしなくなった。

 ただまあ いつもけなしてばかりの某後輩から、
『たまには誉めてくださいよ〜』
とEメールで要請されてしまったので、やはりHPで
エラソーなこと書いてしまった手前(後悔!)誉めて
やらねばならなくなった。

 しょ〜が〜ね〜な〜、と思いつつパソコンに向かっ
たのだが、全然手が動かない。ブラインドタッチをす
べくホームポジションに置いた指が、全然動かない。
やっぱり慣れないことをするのは疲れるものだ。やは
り体に良くない。しっかし嘘つきになってしまうので
ナントカ PCからメール送ってやった。

 考えてみたら私はウチの両親から誉められたことは
一度も無い。現在でも文句言われてばかりである。ひ
でぇ〜親だとも思うが、血統かと思うと仕様がないな、
と思う。けなされることに慣れているので、たまに誉
められるとどうにも背中がムズムズして来てしまうの
だ。

 ただ誉めることは大切だと思う。誉められて嫌な気
分になることは無いし、何というか自分の存在価値を
認められたような気分になる。ボートの先生方とはも
う20年近い付き合いになるのかと思うが、重要なこ
とで集まった時に

『金子はあの時のアレは・・・』
『今回の金子のこの措置は・・・』

とかの話が出た時には、へぇ〜と思う。自分では全く
気付かないところを評価していただいたり、また逆に
周囲に迷惑をかけている場合もあったりするから、そ
ういう点を指摘していただけると大変助かる。良かっ
た点は伸ばせば良いし、悪かった点は直せば良い。ま
た往々にして自分では良かれと思ってしたことが、あ
る人に対しては良くても他のある人に対しては悪かっ
たということがある。やっぱり相手を良く見なければと
思う。
 

2002年
(平成14年)
2月17日(日)

道具の進歩

 
 男子スピードスケート500mの清水選手の世界記録
は、長野オリンピックの時よりも1秒も短縮されている。
これは500mという短い距離を考慮すれば、トテツモナ
イことである。清水選手自身の体力と技術の向上はも
ちろんであるが、スラップ・スケートの進歩もかなりある
のではないかと思う。

 ちょっとテレビで見たところでは、長野の時よりも200
グラムも軽量化されていて、オーダーメイドだと1足ペア
ーで15万円以上するのだとか。・・・恐らく清水選手の
ものは、構造とか材質とかは極秘で値段がつかないの
ではないかと思う。

 ボートも艇やオールを含めて数多くの道具を使用する
スポーツである。かつては艇の構造や材質がバラェティ
ーに富んでいた。そしてそれが艇の軽量化に走りかけた。
そうすると例えば特殊なカーボンファイバーとかの特別
な材質を使用すると、それこそ1艇の値段がウン千万円
ということになってしまい、お金の勝負になってしまう。
アマチュア・スポーツでそれはマズイ、ということで艇の
最低重量が各々の種目で定められた。これは非常に賢
明な措置であったと思う。

 ちなみに現在主流の艇はドイツのエンバッハ社製のも
のであるが、8人乗りのエイトだと輸入すると大体400
万円はかかる。しかも部品がドイツ規格であり、ネジ
ひとつとっても日本のものと大きさとかピッチも違うの
で、備品も専用のものを用意しておかねばならずかなり
大変である。

 その点国産の方が値段も安くてメンテナンスも楽であ
るが、ナゼだか皆外国製の艇を使いたがる。確かに上記
のエンバッハ社製の艇は、剛性もモノスゴク高くてなお
かつ調整個所なんかは非常に簡単に出来るようになって
いて感心する。

 自動車もそうだがやはり『ドイツ製』というのは違う。
簡単に言うと「ガッチリ」しているのである。先日(とは
言っても随分前であるが)私の後輩のK君がBMWの
318だか325だかの10年落ちくらいの中古車に乗り
換えたのだが、乗った瞬間に国産との違いが分かった。
脚回りなんかモノスゴクしっかりしている。まあ保管の
程度も良かったのであろうが、とても10年落ちとは思
えない。

 ただまあこのしっかりした脚回りを
『固い、ゴツゴツしている』
と感じるのが、トヨタに代表される国産車に慣れた日本
国民の感想の代表なのだろうと思う。

 このドイツ車に最も近い脚回りと乗り心地を実現して
いるのは、スバルのレガシィだと思う。乗った瞬間に、
トヨタとは違うことが分かる。例えばトヨタではNVH(ノ
イズ、バイブレーション、ハーフネシュ)の低減を最大
限の目標としているが、スバルでは逆であくまでも走
りの味が優先である。これはどちらがイイということで
はなく、ユーザーが選択すればイイことである。

 レガシィの開発主査のコメントでは、やはり欧州車の
乗り味を目標にしているとのこと。そして
「まだまだ達していない」
と日々改良を続けている。これは大したもんだ。そして
「ウチはトヨタとは反対の車作りをしていかないと、
 生き残っていけない」
と自覚しているのも、大したもんだと思う。トヨタの車を
選ばない人が、スバルを選ぶのだから。

 下手にトヨタの真似をした日産とマツダがその結果が
どうなったかを見れば、その理由は明白である。

 以前 日産とドイツのVW(フォルクスワーゲン)で業
務提携が済んでVWのサンタナを日産の国内工場で生
産することになった時、ボディの組み立てのスポット溶
接の数で大変な議論になったという。VW側はある個所
に10か所のスポット溶接を要請した。しかし日産側は
その半分の数で十分だと主張した。品質をとるか生産性
をとるか?・・・結果はVW側の主張に沿った。

 ボディ剛性とかの数字に出にくいクォリティは、実は
こういう目に見えないところで実現されているのであり、
上記の話で日本とドイツのメーカーの姿勢の違いが良く
分かった。



 スバル・レガシィに水平対向6気筒がバリエーション
が拡大された。今まではランカスターだけだったのだが、
通常のB4とワゴンにもシリーズに加わった。EJ20
(現在の4気筒)の登場時と違ってパワーとかトルクの
数値は控え目らしいが、やはり『完全バランス』のフィ
ーリングは素晴らしいらしい。トップエンドの回転がや
や雑なところがあるらしいが、これは登場間も無いエン
ジンでは仕方あるまい。現在のEJ20なんかは数値上
のパワーやトルクは別にして、フィーリングや燃費は登
場時は酷評されていたのだ。それが度重なる改良によっ
てどんどん良くなっていった。それを考慮すれば今後ど
んどんこの6気筒は良くなっていくハズだ。

 アルシオーネSVXがこのエンジンを積んで再登場し
ないかなあ?


 トヨタに乗りつつもスバリストなカネゴンでした。ナンデ
スケートの話からスバルになってしまったのかが、自分
でも良くワカラナイ。


2002年
(平成14年)
2月16日(土)

下小見工業地帯?


 今 当方宅の東側で、金網屋さんの自宅と工場の両
方の工事が進んでいる。関東横断道路の開通に伴う移
転工事である。

 我が家の周囲は市街化調整区域のために特別な事情
が無いと家が建てられない。私が小学校の頃は本当に
田んぼの中の一軒家だった。しかし私が戻って来てか
ら家屋と工場が周囲にばたばたと建設された。これで
当方宅が木工所、東側が鉄工所、そのひとつ東が自動
車板金工場、そして現在 工事中の金網屋さんと、急
に工場だらけになった。

 ただまあ、工場建設なら助かる。当方のような機械
の音が出る仕事だと、周囲が住宅地になってしまった
ら最悪の場合には 騒音問題で仕事が出来なくなる。
・・・まあ夜はうるさい機械は動かさないように気を
つけてはいるが、現場のトラブルで徹夜で仕事、なん
て時にはそんなこと言っていられなくなる。

 工事用のトラックやダンプや建設機械がバンバン出
入りしているのだが、地元N大高校の生徒が事故にな
らないかと心配でならない。自転車で相変わらず道幅
いっぱいになって走っている。



2002年
(平成14年)
2月15日(金)

清水選手の銀メダル


 ソルトレーク・オリンピックのスピードスケート男子500
mは、日本の清水選手は銀メダルに終わった。これは本
人にとっては不本意であったろうと思う。長野で金メダル
獲得、そして世界記録保持者としては。

 長野の時には何というかスタート前の時点で周囲を圧
倒するような『負けない』という感じの凄みがあったが、
今回はどこか目つきに鋭さが無かったように思う。後の
会見ではやはり腰痛が相当にひどかったようだ。ボート
も腰痛との戦いになるが、清水選手はあれだけの低い
姿勢でスケーティングをするから、腰にかかる負担も相
当に大きいはず。逆にここまで調整して持ってきたことが
大変に偉大であり、『価値ある銀』だったと思う。

 私が凄いと思うのは、モチベーションの持続力だ。長
野で金メダルを獲得した時点で、普通ならば集中力が切
れるハズである。『やるだけのことはやった』と、引退し
てもおかしくないハズだ。しかし清水選手は違った。常
に貪欲に上を目指した。自分の肉体を痛め続け、世界
記録を更新した。

 ナゼにそこまで・・・?と思っていたが、今日の読売新
聞によると、清水選手は自分の肉体を実験台にしてい
るのだという。そしてその結果を将来的には医学の分野
へフィードバック出来ないかと模索しているらしい。

 トテツモナク凄い人だ。

 ジャンプ陣もメダル獲得ならず。船木選手も結果を残
せなかった。残念。

 ただまあ いつも思うのは、一度トップになってしまうと
後が大変だということだ。
 

2002年
(平成14年)
2月14日(木)

学生最後


 中央大学ボート部を引退していきなり全国ヒッチ・
ハイクをやって来た慶野が、またまたいきなりインド
へ行ってしまった。今だに帰って来ない。どうも掲示
板の文章を見ると(どこから投稿してるのやら?)、
インドが大変気に入ってしまったようで、もしかした
ら永住してしまうかもしれぬ。

 私の兄も学生時代最後の年に卒業研究の一環(ナ
ンダカ、仏教のルーツを追うのだそうだ)でインドへ渡っ
たのだが、やはり大変気に入ってしまったようで日本
へ帰って来るのが嫌になったそうだ。

 国内にしても海外でもともかく、長期旅行というの
は学生時代にしか出来ないと思うし、そう思うので後
輩達にも奨めている。

 かく言う私は学生時代に長期旅行出来なかった。
4年生最後の夏休みは、皆が旅行に出かけまくってい
る時に暗闇の研究室にこもって大学院の受験勉強をし
ていた。土曜日と日曜日の早朝は国体予選関東ブロッ
ク大会へ出場するために佐野でボートの練習をして、
それから研究室に戻って来て勉強していた。理系の研
究室に冬休みというのは無きに等しく、卒業研究発表
後はどうかというと、やはり皆がすぐさま遊びに出かけ
ていく中、一人で研究室に行って大学の学報に寄せる
原稿を書いていた。それを学事に出したら現在住んで
いる我が家の建て前だったのだ。

 社会人になってしまったら長期の休みなんてとれな
い。実際、1泊2日で家を空けるのも大変だ。


2002年
(平成14年)
2月13日(水)

プロジェクトX
盲導犬誕生


 
 D・カーネギー著の『人を動かす』の中で、

「あなたの先生は、あなたのすぐそばにいる。
 それは犬だ。
 誰が近寄っても、シッポを振って歓迎してくれる。」

という一文がある。ナルホド、と思った言葉だ。

 昨夜のプロジェクトXは日本初の盲導犬誕生物語であ
ったが、訓練士・塩屋さんの体と命を張った盲導犬育成
の姿に心を打たれた。特に日本初の盲導犬:「チャンピ
イ」が元々の性格が大変に荒くて、訓練が一筋縄では
行かなかったことが余計に感動を深くした。

 チャンピイの訓練過程でうまく行き出したのは『誉め
ること』を始めてからだというのは、これまた大変な教
訓だ。

「私はそれまでチャンピイを叱ってばかりだった。」

 やはり上記のD・カーネギーの本の中でも、『誉める
こと』の重要性を説いている。

 番組中での塩屋さんの言葉。

「犬ってのは正直で嘘つかないんですよ。
 人間は裏と表があって2面性を使い分けるけれども、
 犬にはそれが無い。表だけなんです。
 とっても純粋なんです。

 犬ってのは偉いもんですよ。
 人間は報酬のために働くけど、犬は報酬が無くても
 働く。」


 人間は一応は高等哺乳動物なのであろうが、果たして
本当に「高等」なのだろうか?

 犬に学ぶことは山ほどあるような気がする。


2002年
(平成14年)
2月12日(火)

ネーミング


 昨日書いた「ミノルタ」で、固有名詞で語源が意外な
ものをいくつか思い出した。

 『カムリ』(トヨタの自動車名)=日本語の
                    「冠(かんむり)」を
                    もじったもの

 『ミノルタ』(カメラメーカー)=日本語の
                   「稔る田(みのるた)」
                   が語源

 『キャノン』(カメラメーカー)=日本語の
                   「観音(かんのん)」を
                   もじったもの

 カタカナで表記してあると外国語が由来になっている
ような気がしてしまうのだが、上記のものは全て日本
語なので意外だった。

 現在野球解説者の江川卓氏はネーミングが得意で、
選手後半に投げていた変化球に「コシヒカリ」とかいう
名前をつけいた。・・・どんな変化をしたかは知らない
が。

 ネーミングと言えば私のオヤジの名前も凄い。近所
では『きんちゃん』と呼ばれているので、萩本欽一と
同じ『欽ちゃん』だと思っている人も多い。・・・のだが
ところがどっこい(?)全然違って『金市』である。姓が
金子だから姓名は 『金子金市』。ナント『金』が2つも
入ってくる名前なのだ。いかに私の家がトンデモナイ
貧乏だったかが良く分かる。・・・今でも貧乏だが。ち
なみに佐女ボOGのO関とアイバが遊びに来た時、こ
の父の名前を見て玄関前で10分くらい笑い続けてい
た(高校時代)。やっぱり良くワカランが、冷静に考え
ると他人の名前(それも世帯主!)を見てゲラゲラ笑
っているとは失礼なヤツだ。・・・今でも変わらんが。

 名前と言えば、もうひとつ。F高校ボート部には『太
郎』君という男子がいたのだが(現在は卒業)、現在
妹さんがやはり同じ学校のボート部にいる。その名前
は『花子』さんである。

 
2002年
(平成14年)
2月11日(月)

やっぱり写真は難しい





 ↑上の写真は当方の自宅の部屋にあるD-37Kであ
る。カネコ木工HPのリファレンスのページの写真を撮ろ
うと思ったのだが、既に部屋の中にあるので明るさの確
保が心配であった。

 昼間に撮ったのだが、書き出すとキリが無いのだが
5つくらいの条件を変えて撮影した中の1枚が上記のも
のだ。確かカーテンは全開、部屋の明かりは中央とサ
イド全部を点けておいてストロボは使用していないのだ
と思った。ちょうど南側の窓からの明かりが上手い具合
に前面に当たってくれたのと、天井のサイド・ライトが赤
色系統の明かりで、それがうまくリングとトゥイーターを
照らしてくれる形になったので、結構気に入った写真に
なった。コーン紙の凹凸の形状もナントナク分かる。や
ってみると分かるのだが、結構これが上手く出ない。

 やはりストロボを使用してしまうと、白くなってしまって
なおかつ陰影がなくなってしまうのでダメだ。やっぱり
基本はなるべく周囲を明るくしておいて、なおかつストロ
ボは使用しない方がいいらしい。・・・こんなことはカメラ
に精通している人ならば常識なのであろうが、HPを作り
始めてからデジカメをいじり出したカメラ素人には、毎日
が勉強の日々である。

 画像処理ソフトも重要で、最高級になるとアドビのフォト
ショップというウン万円のソフトがあるが、これはもう完全
にプロの領域である。画像補正もやり出すとキリが無く、
素人がやると補正し過ぎてしまって写真が人工的になっ
てしまう。

 そこで『自動補正』の出番となるが、現在各社から発
売されていてハッキリ言ってパッケージを見ただけでは、
どれがいいのかはサッパリ分からない。私も出始めの
2製品を使用してはみたのだが、段々使わなくなってし
まった。画像補正そのものの精度は別にして、何だか
勝手にソフト側でアルバムを作ってしまって、そこにファ
イルを格納しなければならないようなスタイルが嫌だっ
たからだ。非常に使い勝手が悪いのである。

 現在使用しているのはTDKが販売している『デジカメ
簡単プリント2』という、定価が4,800円の製品。ハッ
キリ言ってこのソフト、同価格帯の製品よりも機能的に
は見劣りする。インストールマニュアルは紙1枚の貧弱
なもので、最近流行のPDFマニュアルである。・・・ただ
マア、機能が少ないのでマニュアルを見る必要も無いの
だが。

 しかし最大のポイントは上記の自動補正に光学機器
メーカーの「ミノルタ」が開発したものを使用していること。
確かに自動補正した写真はかなり良くなる。特に写真
をきりっと見せる「シャープネス」が程良い。場合によっ
てはもう少し明るくしたい場合もあるが、それはページ・
ビルダーで簡単に出来る。

 もうひとつはソフト側で勝手にアルバムを作らないこと。
ファイルを開いて補正、ドラッグ&ドロップで戻すという
操作が簡単に出来る。・・・とは言っても余り一般向けで
は無いような気はする。やはりソフト自体のナビゲーショ
ン(操作ガイド)は不親切である。