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タトロサトゥル金物 ノリ2拍3連
 

シンバル類の使い方

 プロだから当たり前なのかも知れないが、コージーは意外と金物類の使い方がうまいと思う。使い方というか表現力。あの豪快なアクションでシンバルをぶっ叩いても確実にヒットしているし(顔が叩くシンバルと逆の方を向いていても!)、腕の振り自体豪快かつ優雅(?)で、無駄の全くないきれいな円運動を描いているのである。シンバルの表現力で印象的なのは、やはりあの「1812年」のドラムソロの前半部分だろう。シンバル叩いてるだけなのにあんなにカッコイイのだから。あっ、表現力とかと関係ないか。

刻み

 ステージでの雰囲気やノリを大切にするコージーは、同じ曲でも毎回違う演奏になっていたんだと思う。フィルインは当然としても、ハットやライドの刻みもなんか気分次第?って感じがまたいいです。時には平歌の途中とか、曲の進行とは全く関係ないところでいきなりライドからハットに変えたりするところに、コージーの人間性というか深層心理までが見えてきそうです。

ハットの開け閉め

 まあこれも刻みですけど、コージーがハットで刻むときのハーフオープンともクローズともつかない微妙な開け方が気持ちいいです。あとミドル〜アップテンポ気味の曲で、シンコペーション前にハットをシュプッ!っと閉じるのもたまんないっすね。代表的なところではホワイトスネイクの”Guilty of Love”なんかで聴けますね。

タチーチーチー

 タチーチーチーです。スネアの後16分のウラでハットを開け閉めする例のヤツです。ご存知の通りレインボー以降のコージーは特注のぶっ太いスティックを使っており、そのおかげかタチーチーも単なるタチーチーになってません。なんかもうダシュアシュアシュアってなもんです。


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