テクニックっていっても別にドラミングを分析したり解説したりするんじゃないんすよ。出来ないし。まあ、ドラミングについてあーだこーだ言う場が欲しかったのですね。コージーを研究している方から見れば「何言ってんだ、あん?」なんて思われるかもしれませんが、っていうか逆に言って貰いたいですね、いろいろと。
タトロト(タットロロ)問題について コージーといえば、まずタトロト(タットロロ)問題をはずす訳にはいきませんね。誰も問題視してないでしょうが、私には非常に重要です。問題といっても単純に疑問なんですけど。どうやってんねんっていう。そんな訳でこの問題についての解答を見つけている方はお教えください。 メール タトロ(タットロロ)問題とは タトロト(タットロロ)問題とは、彼の得意フレーズであるタトロ及びタットロロの手順のことです。正確にはタットロロトットです。文章だと全然わかりませんね。このタトロト(←もうええっちゅうねん)は、”Tarot Woman”のイントロのドラムフィルに代表される例のやつです。私はずっとこの”Tarot Woman”やジェフベックグループの”Ice Cream Cake”のイントロのタトロトは下の楽譜の1小節目(以下@)のように叩いているのだと思っていました。 |
![]() |
要するにスネアの次のタトロの”タ”がlowTom、”ト”がHighTom、”ロ”がフロア、”ト”がバスドラといった具合です。何の迷いもなく、そう叩いていました。しかし、私を惑わせる譜面が出現しました。リズム&ドラムマガジン98年8月号のコージー追悼企画での、アースシェーカー工藤氏によるドラミング解説です。その中で彼は、”Tarot Woman”や”Ice Cream Cake”のタトロトの部分を上図2小節目(以下A)のように採譜していました。”タ”がLowTomではなくスネアになっているではありませんか!確かにAのフレーズもコージーはよく使っていますし(っていうかそっちの方が多い)、実際コージーのセッティングではAの方が叩きやすいと思います。しかし上で挙げた”Tarot Woman”や”Ice Cream Cake”を聴く限り、タトロトの部分ではどうしてもスネアが聴こえないのです。どうなんでしょうか、実際のところ。まあ、でもコージー研究の第一人者である(知らないけど)工藤氏の方が、ドラムについてもコージーについても私より数万倍詳しいだろうしなあ。でもどうなんだろ。 |