遊びの日記




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今月の某日

スピナーフォール

6月17日
湯川釣行時の一コマ。

いや〜、実は釣った魚の画像と、
どっちにしようか迷ったんですけど・・・。

現物は感動的なので、こっちにしました。
「スピナーフォール」と言うらしいです。

見えにくいだろうなぁ〜。(笑)
この画像の中では12匹のカゲロウが飛んでいます。
黒い点々がそうなんですけど・・・。



弱々しい生き物の代名詞、カゲロウ・・・。

渓流の魚には、良く食べられている虫で、
フライフィッシングという釣りでは、こういった虫に見える様に毛鉤を作ります。

渓流釣りの知識が無い方が、カゲロウの一生をイメージするのには・・・、
トンボが近いかな?
川の中で孵化した幼虫は、水中生活しながらで大きくなります。
この後から、ヤゴなんかとは少し違ってくるのですが・・・。

成長した幼虫は、時期が来ると浮かび上がって来て、水面で脱皮して羽化します。
水の表面張力と自分の古い脱け殻を破り、亜成虫となって、初めて空気中に出るんです。

この時も不思議な光景です。
湯川の様な流れの緩やかな所だと、
ちょっと目を離すと、いつの間にか流れの中にヨット(羽が三角帆の様です)が浮いてたりします。
亜成虫の状態は、非常に危うい感じです。
中には水の表面張力を破れない者や、自分の脱け殻に引っかかってしまう、なんてのもいます。
正常に羽化しても、羽がしゃんとするまでの数瞬は、舞い上がる事も出来ずに流れて行きます。
魚にも、実に良く食べられます。
毛鉤釣り師が、もっとも集中して観察してしまう瞬間でもあります。

っで、もう一度脱皮して完全な成虫になり、やがてスピナーフォールを迎えます。
結婚式です。
カゲロウの大群が、パタパタと上昇下降繰り返します。
「あのヨタヨタてしたカゲロウが・・・。」と思う位、一生懸命に・・・。

まあネ、一番弱々しい所を見てるので、ひいき目もあるんですケド!
知らないで見たら、スピナーフォール時だって、やっぱりヨタヨタしたモンです♪
でも、なんとなく好きなのサ・・・。

春から初夏にかけて、山の方に行って緩やかな渓流を眺める機会があったら・・・。
よく見ると、小さなヨットが流れてくるかも・・・。
「あんなに弱々しいのに、スピナーフォールって、大舞台にも上がるんだ・・・。」
なぁ〜んて考えたら、少しはノンビリした気分になれるかも知れませんよ。

あっ、捕まえてジックリ見たりしない方がイイです!
虫嫌いの方なら、卒倒しちゃいますから♪(笑)


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